「タバコを吸う姿がかっこいい!」はもう時代遅れ?イマどきの若者の喫煙事情とは
2011年06月21日
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喫煙に関する意識調査で明らかになった実態
新社会人の喫煙率は男女ともに非常に低く、喫煙に対してマイナスイメージを多く抱いている・・・。ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社(東京都千代田区)が現代の若者の喫煙に対する意識調査の結果を公表した。タバコ吸いにとってはますます肩身の狭い結果が明らかになっている。
昔に比べ、若者たちのタバコ離れが進んでいる
今年2月、この春に新社会人になる全国の男女20歳から25歳を対象にインターネット調査を実施。うち516名(うち喫煙者21%)から回答を得た。世界保健機関(WHO)が定める5月31日の世界禁煙デーに合わせて調査結果を公表している。
それによると、平成21年度の平均喫煙率は23.4%。喫煙が習慣になっている新社会人はわずか7%。うち80%の喫煙者が禁煙したいと考えていることがわかった。
約7割が「上司はノンスモーカーを希望!」9割以上が恋人はノンスモーカーを希望!」
自分の上司は喫煙者と非喫煙者のどちらがいいかと質問したところ、「非喫煙者」が67%という意見が圧倒的に多かった。
また、職場環境においては、同社が4年前に同じ質問をした頃に比べ、煙そのものがない環境を求める声が増え、95%の新社会人が、分煙でも満足できないことも明らかに。
また、恋人の喫煙について同様の質問をしたところ、「非喫煙者」でいて欲しいと考えている新社会人は93%という結果が明らかになったいる。
タバコを吸っているサラリーマン・OLに対するイメージは?
喫煙者のイメージもダウン気味だ。男性・サラリーマンに関しては、「ストレスが多い」というイメージがダントツのトップ。その他、だらしがない、意志が弱いなどといったマイナスイメージが増加傾向にある。
女性・OLに関しては一層厳しい目で見られており、「ストレスが多い」はもちろん、教養や品がない、異性にもてないといった、女性ならば悲しくなってしまうようなマイナスイメージが増加している。
喫煙か禁煙か。選択するのは個々の自由だが、都会のベランダからホタルが消えるのもそう遠くない話かもしれない。
▼外部リンク
~新社会人の9割は非喫煙者、7割は「上司はノンスモーカーを希望!」~(ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社)
記事提供:障害者雇用インフォメーション|