沖縄県知的障害者福祉協会がリーンオンミーの知的障がい者支援者向けeラーニングサービスを導入
2020年06月19日

株式会社Lean on Meが、オンラインを活用して全国向けに提供する、知的障がい者の支援者向けに必要な知識を習得するためのeラーニングサービス「Special Learning」を、沖縄県の44事業所が加盟する「一般社団法人 沖縄県知的障害者福祉協会」が導入する。
障がい者支援のための知識をインターネットで学べるサービス
一般社団法人沖縄県知的障害者福祉協会は、知的障がい者(児童を含む)の福祉の増進を図ることを目的として組織された団体。沖縄県内の44事業所が加盟し(2020年6月現在)、研修会や講演会、交流事業、そして広報・啓発活動などを推進している。
特徴的な活動としては、研修事業に加え、「沖縄県施設利用者球技大会」をはじめとする、知的障がい者が参加できるさまざまなスポーツ・文化活動の推進があげられる。
Special Learning(スペシャルラーニング)は、社会福祉法人の職員や、障がいのある方を積極的に雇用する一般企業の社員を対象に、障がい者を支援するうえで必要となる知識をインターネット動画で学ぶことができるサービス。
1コンテンツ3分程度の短い動画教材が合計270以上あり、例えば非常勤職員、中間管理職、幹部などの職階ごと、また支援が必要な障がいの程度ごと等、最適な受講コースが設定されている。
日常の支援でつまずいた時、自分がいま必要とする知識(コンテンツ)を自ら選択して学ぶ(視聴する)ことで、実際に適切な支援をおこなうことができるようにサポートするサービス。
受講後の視聴レポートや、理解度チェックのための小テスト、そして管理者向けには、職員の受講状況や理解度を確認するための機能もあり、現在36都道府県260以上の事業所が導入しており、ユーザー数は13,000人を超えているという。 (慶尾六郎)
記事提供:障害者雇用インフォメーション|