2025年05月01日
サンフランシスコ
(ビジネスワイヤ) -- 世界的なデザイン企業のIDEOは、2025年6月2日付けでマイケル・ペンを新最高経営責任者(CEO)に任命したことを発表しました。ペンは、世界的な貿易投資会社である三井物産が設立したベンチャースタジオであるムーン・クリエイティブ・ラボで5年間、変革を推進した後、IDEOに復帰します。彼のリーダーシップは、人中心の創造性、多文化への対応力、思慮深いコラボレーション、そして優れたビジネス感覚の融合を持たらします。
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2023年からIDEOのCEOを務めてきたデレク・ロブソンは、IDEOが加盟するクリエイティブ企業グループであるkyuでコラボレーションの拡大を担う、グループレベルの新たな役職に就任します。ロブソンの貢献により、IDEOの事業基盤が再構築され、同社がエキサイティングな成長への準備が整いました。このタイムリーな移行では、デザインとベンチャーのパイオニアであるペンが次期CEOに就任するわけですが、これはロブソン自らが主導した戦略的な決定です。
ロブソンは、「マイケル・ペンは、知性、情熱、勇気、好奇心、そしてデザインに関する深い知識と経験を兼ね備えたリーダーであり、IDEOの進化する目標に適合し、次期最高経営責任者として非常に適任です。彼の復帰はIDEOのルーツとの再会であり、未来への出発点となるでしょう。彼と一緒に働けるのを楽しみにしています」と述べています。
神経科学のバックグラウンドを持つペンは現在、ムーン・クリエイティブ・ラボの最高クリエイティブ責任者を務めており、11のベンチャー企業の設立を成功させています。ペンは、ムーン・クリエイティブ・ラボに入社する前は、IDEOのパートナーでした。IDEOでの約14年間の在職中、彼はさまざまな業界やグローバルな市場で活躍し、多文化チームのコラボレーションも促進しました。また、ニューヨークオフィスにおけるデザインリサーチ分野の確立にも貢献しました。さらに、IDEO東京オフィスを開設し、日本における初期段階のスタートアップ企業向けの先駆的ベンチャーキャピタル会社であるD4Vの共同設立者にもなっています。
マイケル・ペンは、「私たちの生きるこの時代では、テクノロジーが急速に発展し、人間中心主義がこれまで以上に求められており、このタイミングでIDEOチームに再び加われることを大変嬉しく思います。新しい事業を市場に投入してきた経験を通して、デザインの視点を通して新興技術を活用することで、世界に大きな影響を与えることができることを実感してきました。IDEOの全社員の力を結集し、デザインの限界を押し広げ、クライアントとパートナーが市場でリーダーシップと成功を収められるよう支援していきたいです」と述べています。
kyuのCEOであるマイケル・バーキン氏は、「デレク・ロブソンは、IDEOの再構築、安定化、そして新たな可能性の探求に尽力してきました。マイケル・ペンがCEOに就任し、デレクがkyu全体での機会を開拓していくことで、IDEOはそのサービス、影響力、そして成長を加速させる態勢が整います」と述べています。
IDEOとスタンフォード大学のd.schoolの共同創設者であるデビッド・ケリー氏は、今回の人事異動について「デレク・ロブソンの献身的な働きに感謝するとともに、彼が新たな立場で業界への貢献を続けてくれるのを期待します。マイケル・ペンの復帰は彼が故郷に帰ってきたように感じており、彼にリーダーシップがIDEOの未来を形作るのを楽しみにしています」と述べています。
この発表の詳細については、www.ideo.com/futurebydesignをご覧ください。
IDEOについて
IDEOは、世界的なデザイン・イノベーション企業で、組織と提携して複雑な課題に取り組み、新たな機会を発掘し、ビジネス、社会、文化全体に有意義で前向きな影響を生み出しています。アイコニックな製品やサービスの設計から新たなベンチャーの考案、組織内の創造力の構築まで、IDEOのサービスは共感と実験に根ざしています。戦略的に厳選されたクリエイティブ組織の集合体であるkyuの一員であるIDEOは、米国、英国、中国にオフィスを構えています。詳細は、www.ideo.comをご覧ください。
マイケル・ペンについて
マイケル・ペンは、IDEO(2006~2020年)に10年以上在籍したデザインとイノベーションのリーダーです。IDEOでは、フォーチュン100に含まれる様々なクライアントと提携し、IDEOの世界展開に貢献し、東京スタジオの共同設立者となり、日本初の初期段階デザインに特化したベンチャーファンドであるD4Vを立ち上げました。彼は、2017年にIDEOパートナーとなり、2020年にはIDEO.orgの取締役に任命され、現在もその役職を務めています。マイケルは現在、ムーン・クリエイティブ・ラボの最高クリエイティブ責任者を務めており、新規事業の開発を指導するとともに、映画を通じて創造性と起業家精神を探求するストーリーテリング イニシアチブであるムーン・メディアを率いています。教育に熱心な彼は、コペンハーゲン・インタラクションデザイン研究所(CIID)、ニューヨーク大学ロバート・F・ワグナー公共サービス大学院、東京大学など、名高い教育機関で教鞭を執ってきました。マイケルはカリフォルニア大学バークレー校で認知科学の学位を取得しています。
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