2025年08月21日
コロラド州ボルダー
(ビジネスワイヤ) -- 高性能なオープンソースコード・エディタ「Zed」の開発元であるZed Industriesは、セコイア・キャピタル主導のシリーズB資金調達で3,200万ドルを調達し、累計調達額が4,200万ドルを超えたことを発表しました。今回の投資により、開発者とAIエージェントがコード内で直接かつリアルタイムに協働できる新機能の開発が加速します。
AI時代に向けたコンテクスト対応型・協働型コーディング
Zedは、コードに直接結びついており、コンテクストを持った継続的な対話を構築しています。Gitがコミットやブランチを通じて協働を可能にする一方、コミットの合間では開発者が孤立してしまいます。これに対し、Zedのアプローチは、競合のない複製データ型(CRDTs)を活用した文字単位のパーマリンクによって、進行中の議論や意思決定を逐次記録します。
「私たちは協働型コーディングのための根本的に優れた基本要素を構築しており、それによってチームメイトやエージェントとの対話をIDE(統合開発環境)内で直接行えるようにします」と、Zedの最高経営責任者(CEO)兼共同創業者であるネイサン・ソボは述べました。「文字単位のパーマリンクを通じて会話をコードの特定のセクションに持続的に結びつけることで、コードベースを多次元的な文脈の情報源へと変え、各コード行がどのように生まれたのかを説明できるようになります。」
「ソフトウェア開発の未来は、人間とAIエージェント双方との協働にあります。Zedはそのビジョンを現実にするための基盤を先駆的に構築しています」と、セコイア・キャピタルのパートナーであるソニア・ファン氏は述べました。「彼らのコンテクスト対応型コーディングへの取り組みは、開発者がAIエージェントと協働する方法における本質的な転換を示しています。私たちは、開発体験を変革するというZedの使命を支援できることを嬉しく思います。」
協働のためにゼロから構築
マイクロソフトのVS CodeをフォークしてAI機能を後付けした競合他社とは異なり、Zedは協働のためにゼロから設計されています。このエディタは、Zedチームが開発したGPUアクセラレーション対応UIフレームワーク「GPUI」を備えた超高速なRustコードベースの上に構築されており、人間とAIエージェントのシームレスなやり取りを可能にします。2024年にオープンソース化されて以来、Zedは急速に成長し、1,100人のコントリビューターと15万人以上のアクティブ開発者を惹きつけています。
Zedや同社ビジョン、製品についての詳細はwww.zed.devをご覧ください。
Zedについて
Zedは、パフォーマンスを重視してRustでゼロから構築されたオープンソースのマルチユーザー型コードエディタです。Atomとエレクトロンの開発者によって立ち上げられ、ソフトウェア開発を楽しく、スピーディで協働的なものにすることを目指して設計されています。
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連絡先
Media Contact: hi@zed.dev
記事提供:ビジネスワイヤ
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