2025年10月24日
ニューヨーク
(ビジネスワイヤ) -- フォーサイト(Foresight)は、プライベート・マーケット向けソフトウェアの次世代を切り開く新機能を発表しました。これにより、ユーザーは自然言語を用い統合された投資前後のデータを照会できるようになります。今回発表された新たなAI機能を導入することで、フォーサイトのプラットフォーム上だけでなく、ChatGPT、Claude、Gleanといった外部AIツールからも、同社の新しい「モデル・コンテキスト・プロトコル(MCP)」サーバー経由でデータを照会できるようになりました。プライベート・マーケットの投資家は、フォーサイトのAIに対して有望企業のリスト作成を依頼できるほか、投資後の意思決定に携わる担当者は、ポートフォリオに関する質問、シナリオ分析、ワークフロー実行などを自然言語で行うことができます。これらはデスクトップおよびモバイルの両インターフェースで利用可能です。
フォーサイトの創業者兼CEO、ジェイソン・ミラーは次のように述べています。「15兆ドル規模のプライベート・マーケットは長らくデータのサイロ化とExcelに依存しており、それが不透明性を生んできました。フォーサイトは、AIを活用してプライベート・マーケットのデータシステムと情報源を統合し、ソーシング、デューデリジェンス、ポートフォリオ管理における優れたユーザーインターフェースを通じて、ファンドマネージャーや金融機関が必要とするデータと分析機能を提供します。今回の製品リリースでは、日常的に使用しているAIツールを通じて統合データと『対話』できるようにし、そのアクセスをさらにシンプルにしました」
現在、プライベート・マーケットではデータドリブン化の必要性を背景にデジタル変革が進展しています。銀行は、融資、資産運用、M&A部門間のシナジーを最大化するためにデータ統合を推進しており、ベンチャーキャピタル、グロース、プライベート・エクイティ各社も、従来の「人脈頼みのディールソーシング」や「投資後のExcelモデリング」から脱却し、人的リソースを増やさずにスケールできるデータ戦略・テクノロジースタックの再構築を進めています。
同社のダン・スペクター(今年初めにアマゾンの汎用人工知能〈AGI〉チームからフォーサイトに参加)は、次のように述べています。「ChatGPT、Claude、Gleanといったプラットフォームは、ユーザーとソフトウェアの関わり方を拡張しています。従来のUIは大量データや高度な分析に強みがありますが、会話型AIの柔軟性はあらゆるソフトウェアに恩恵をもたらします。今回、その価値をフォーサイトの顧客にも届けられることを嬉しく思います」
2023年春のローンチ以来、フォーサイトはベンチャーキャピタル、グロース、プライベート・エクイティを中心とした幅広い顧客に採用され、プライベート・マーケットにおけるデータ分析プラットフォームのリーダーとして急速に存在感を高めてきました。フォーサイト・ソーシング(“Foresight Sourcing”)の利用者は、CRMや生産性ツールとの連携を通じて、オルタナティブ調査データと自社データを組み合わせた動的なディール候補パイプラインや企業プロファイルを作成できます。また、フォーサイト・ポートフォリオ(“Foresight Portfolio”)では、ファンドモデリングや企業シナリオ分析、LP・GPレポーティングを業界初のファンド会計、キャップテーブル、KPIデータ統合機能によって実現しています。
フォーサイトのミッションは、「データを通じてプライベート・マーケットをつなぐ」ことです。その実現を、AIの力によってデータの取り込み・アクセス・活用を加速させることで推進しています。フォーサイトが展開する今秋のAIプロダクト発表について、詳しくは こちらをご覧ください。
フォーサイトについて
フォーサイトは、プライベート・マーケットにおける最先端の意思決定支援プラットフォームを提供しています。AI駆動のインフラにより、投資前・投資後のあらゆるデータソース(ソーシングフィード、CRM、KPI、キャップテーブル、ファンド会計など)を統合し、ソーシング、デューデリジェンス、ポートフォリオ管理の各SaaSモジュール上でデータ照会・分析を可能にします。 業界共通の課題である「データの分断」や「ツール間の非連携」を解消し、顧客がよりスマートかつ迅速に意思決定できるよう支援しています。フォーサイトの顧客には、データとAIを活用して人的リソースを増やさずにスケールを目指すベンチャーマネージャーから、データドリブン変革に取り組むグローバルなプライベート・エクイティ企業まで、幅広い層が含まれます。本社はニューヨーク市に、サンフランシスコにもオフィスを構え、投資家にはNEA、Greycroft、KDX Venturesが名を連ねています。詳しくは、Foresight.aiをご覧ください。
本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。
businesswire.comでソースバージョンを見る:https://www.businesswire.com/news/home/20251023174815/ja/
連絡先
Adam Devine
adam@foresightdata.com
+1-917-331-4375
記事提供:ビジネスワイヤ
とれまがニュースは、時事通信社、カブ知恵、Digital PR Platform、BUSINESS WIRE、エコノミックニュース、News2u、@Press、ABNNewswire、済龍、DreamNews、NEWS ON、PR TIMES、LEAFHIDEから情報提供を受けています。当サイトに掲載されている情報は必ずしも完全なものではなく、正確性・安全性を保証するものではありません。当社は、当サイトにて配信される情報を用いて行う判断の一切について責任を負うものではありません。
Copyright (C) 2006-2025 sitescope co.,ltd. All Rights Reserved.
![]()