西川口榎本クリニックの斉藤章佳氏がセミナー開催。 連続セミナーシリーズ第4回子どもたちの性を考える「子どもの盗撮」 ~加害者にも被害者にもならないために~
医療法人社団 明善会
精神科デイナイトケアを行う榎本クリニックグループ(港区虎ノ門/理事長:榎本 明)の西川口榎本クリニックで4月24日(木)に無料セミナーを開催。
【講演会概要】
●永守すみれ
ひいらぎネット代表(Xアカウント@c5andpie)
1989年東京生まれ。二児の母。
2020年から盗撮等の性的障害画像・動画の通報活動を開始。「被害者も加害者もつくらない」を合言葉に、通報と並行してメディアやSNSでの情報発信や講演なども行う。
・基調講演:ネットパトロールの活動から見えた現代の子どもたちの盗撮問題
●斉藤 章佳
(西川口榎本クリニック副院長/精神保健福祉士・社会福祉士)
・講演:子どもの盗撮に効果的な心理教育プログラム
「SEG(Sexual Education Group)」
■日時:2025年4月24日(木)13:30~16:00
■場所:西川口榎本クリニック3階(埼玉県川口市並木3-12-6)
■定員:80名(申し込み先着順)
■参加費:無料
■申込み〆切:2025年4月19日(土)
■対象者:この問題に関わる関係者・家族
※当日は関連書籍の販売も行います。
【お申込みはこちら】
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https://www.enomoto-clinic.jp/news/21041-2/■子供の盗撮の現状
近年スマートフォンの普及を背景に被害者の心に大きな傷を残す子供の盗撮が急増している。
子供どうしの何気ない盗撮が社会問題となり、そこに大人が関与していることもあることが問題視されている。
警察庁の発表によると、学校・幼稚園による盗撮件数は2021年のコロナ前20件程度で推移していた頃に比べ2023年では約8倍の169件にまで増加している。
このような事からも、もはやいたずらでは済まされないところまできており、学校内でおこる盗撮では加害者にも被害者にもなるという事があきらかになってきた。
■子供の盗撮への対応
近年SNSの急速な発達により、子供の盗撮画像や動画に大人が簡単にアクセスする事ができるようになったことにより、いたずらや面白半分で行っていたことがネットに流出し、のちのち大きな問題になることを伝える必要がある。
その為にも子供に盗撮は犯罪であることを広く認知してもらい、加害者にも被害者にもならないような社会を作っていく必要があり、榎本クリニックではそのために必要な事をセミナーなどを通じて発信している。
現在まで2000人以上の盗撮依存症患者の治療に携わってきた西川口榎本クリニックの斎藤章佳氏は盗撮は依存症の可能性もあり、適切に対処する必要があると言っている。
著書である「盗撮をやめられない男たち」では深刻な盗撮被害の実態や、盗撮に依存していくメカニズム、加害当事者へのインタビューから、再発防止のためのプログラム、加害者家族の抱える苦悩、盗撮を軽視・容認する背景にある日本社会の男尊女卑的価値観まで、盗撮にまつわるあらゆるトピックを解説している。
書籍はこちらから
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https://www.fusosha.co.jp/books/detail/9784594089290■榎本クリニックについて
榎本グループは、池袋を初め、新大塚、飯田橋、御徒町、大森、小岩、大船、西川口に計8つのクリニックを展開。
精神科ケアの現場が郊外にしか無かった頃から、都心部を中心に精神科デイケア・デイナイトケアに特化し、通院での精神科地域医療では全国最大規模で展開。
https://www.enomoto-clinic.jp/■講師:斉藤 章佳(さいとう あきよし)氏プロフィール
西川口榎本クリニック副院長(精神保健福祉士/社会福祉士)
・1979年滋賀県生まれ。大卒後、我が国最大規模といわれる依存症施設である榎本クリニックにソーシャルワーカーとして、20年以上にわたりアルコール依存症を中心にギャンブル・薬物・摂食障害・性犯罪・児童虐待・DV・クレプトマニアなど様々なアディクション臨床に横断的に携わる。その後、2024年10月から現職。
専門は加害者臨床で現在まで3000名以上の性犯罪加害者の治療に関わり、性犯罪加害者の家族支援も含めた包括的な地域トリートメントに関する実践・研究・啓発活動に取り組んでいる。また、都内更生保護施設では長年「酒害・薬害教育プログラム」の講師をつとめている。小中学校では薬物乱用防止教育をはじめ、大学でも早期の依存症教育に積極的に関わっており、全国での講演も含めその活動は幅広くマスコミでも度々取り上げられている。東京都痴漢被害実態把握調査委員、一般社団法人痴漢抑止活動センターアドバイザーなど。
著書
「性依存症の治療」 金剛出版.2014(共著)
「性依存症のリアル」 金剛出版.2015(共著)
「男が痴漢になる理由」 イースト・プレス.2017
「万引き依存症」 イースト・プレス.2018
「小児性愛という病-それは、愛ではない~」 ブックマン社.2019
「しくじらない飲み方-酒に逃げずに生きるには」 集英社.2020
「セックス依存症」 幻冬舎新書.2020
「行為依存と刑事弁護」 日本加除出版.2021(共著)
「盗撮をやめられない男たち」 扶桑社.2021
「行為プロセス依存症の診断・治療と再発防止プログラム作成の手引き」 診断と治療社.
2022(共著)
「50歳からの性教育」 河出書房新社.2023(共著)
「男尊女卑依存症社会」 亜紀書房. 2023
「子どもへの性加害-性的グルーミングとは何か」 幻冬舎新書.2023
「つながりを、取り戻す。」 ブックマン社.2023(共著)
「性暴力の加害者となった君よ、すぐに許されると思うなかれ」 ブックマン社.2024(共著)
監修に漫画「セックス依存症になりました。」(津島隆太作集英社.2020)
「性的同意は世界を救う」時事通信社2025(共著)がある。
本プレスリリースに関するお問い合わせ先
株式会社フェイスブレインコンサルティング
●所在地 東京都港区浜松町2-2-15 ダイヤビル2F
●TEL :03-6675-3985
●FAX :03-6866-8937
●E-mail:info@fbc-pr.co.jp
●担当 :山口
配信元企業:医療法人社団 明善会
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記事提供:DreamNews