持続可能性が求められる『化学品用原料』。次世代に向けての脱炭素化、代替品、課題、機会を解説するウェビナーをIDTechExが開催します。
アイディーテックエックス株式会社
IDTechEx(先進技術調査会社: 本社英国 ケンブリッジ)は、『持続可能な化学品の未来:次世代原料とリグニンの高付加価値化』と題したウェビナーを、2025年5月28日(水)に開催します。
従来の化学品生産は化石燃料系資源に依存し、世界全体の炭素排出量に大きな影響を与えています。持続可能な代替品需要が高まり、規制も厳しくなる中、有望な打開策となりうるのが次世代原材料です。多くの場合、次世代原材料はリグノセルロース系バイオマス、都市廃棄物、回収したCO?などの再生可能な廃棄物に由来し、導入が進めば石油化学製品への依存の低減だけでなく、循環性が高く排出量の少ないサプライチェーンが実現することにもなるでしょう。例えば、紙・パルプ産業、農産業、木材産業の製造プロセスで副生され、従来はほぼ利用されていなかったリグニンは、その高価値用途が見出され、付加価値が高まり、新たな市場機会が生まれています。今後数年間のうちに、抽出技術の革新や商業的関心の高まりにより、持続可能な原材料やリグニン由来化学品への移行が進むと見られています。加工技術におけるブレークスルーや政策支援、スケーラブルなビジネスモデルがこの未来を実現するための鍵となります。
<開催概要>
テーマ:『持続可能な化学品の未来:次世代原料とリグニンの高付加価値化』
(The Future of Sustainable Chemicals: Next-Generation Feedstocks and Lignin Valorization)
開催日時: 2025年5月28日(水) 10時もしくは18時から 20分間
開催方法:オンライン
言語:英語
参加費:無料(事前登録制)
https://www.idtechex.com/ja/webinar/25345-32154-21487-33021-12394-21270-23398-21697-12398-26410-26469-65306-27425-19990-20195-21407-26009-12392-12522-12464-12491-12531-12398-39640-20184-21152-20385-20516-21270/685当日カバーする内容(予定)
- 従来の化学品と化学産業の脱炭素化
- 持続可能な化学品生産用の資源としての次世代原材料のポテンシャル
- バイオケミカル用原材料としてのリグノセルロース系バイオマス:課題と機会
- 新しい抽出技術により実現するリグニンの高付加価値化ための新用途
IDTechExは、関連する調査レポートを4月に発行しました。
『持続可能な化学品の次世代原料 2025-2035年:市場、有力企業、予測』
https://www.idtechex.com/ja/research-report/next-generation-feedstocks-for-sustainable-chemicals/1091次世代の化学品用原料を包括的調査し、業界全体の主要な技術革新や商業活動を解説しています。次世代化学品原料、抽出プロセス、製品用途などもカバー。持続可能な化学品の次世代原料の推進要因、課題、採算性に関する洞察も提供します。
後日、ウェビナーで使用した資料も提供します。
IDTechExは、その他にも先進技術に関連するウェビナーを開催しています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.idtechex.com/ja/research/webinars【本件に関するお問合せは、下記まで】
アイディーテックエックス株式会社 (IDTechEx日本法人)
100-0005 東京都千代田区丸の内1-6-2 新丸の内センタービル21階
URL:
https://www.idtechex.com/ja担当:村越美和子 m.murakoshi@idtechex.com
電話 : 03-3216-7209
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記事提供:DreamNews