株式会社ＯＤＫソリューションズと英検を活用した大学入試の出願デジタル化に向けた基本合意を締結
公益財団法人日本英語検定協会
大学志願者、大学側の入試担当者のメリット多数
公益財団法人 日本英語検定協会（以下、「英検協会」）は、株式会社ＯＤＫソリューションズ（以下、「ＯＤＫソリューションズ」）と以下の基本合意を締結しましたことをお知らせいたします。なお本基本合意につきましては、先のリリース※のKEIアドバンスに続き、英検協会の目指す世界観にＯＤＫソリューションズも賛同いただき実現をめざす運びとなりました。
※1: 株式会社KEIアドバンスと英検を活用した大学入試の出願デジタル化に向けた基本合意締結（2025年3月13日付）
https://www.eiken.or.jp/eiken/info/2025/pdf/20250313_info_eiken-KEI.pdf
【基本合意の内容】
英検協会が実施・運営する、実用英語技能検定（以下、英検）の「デジタル証明書」※2と、ＯＤＫソリューションズが提供する、「UCARO出願（Web出願システム）」※3とを連携させ、「UCARO出願」を活用いただいている大学で、2026年度の大学入試から英検のデジタル証明書を活用できるように開発を進めてまいります。
※2: デジタル証明書は、英検の合格証明書・英検CSEスコア証明書の電子版で、紙の証明書と同じく英検の公式な証明書です。生涯学習アカウント「デジタル証明書」提供開始のお知らせ（2024年5月24日付）
https://www.eiken.or.jp/eiken/info/2024/pdf/20240524_info_digital-certificate.pdf
※3: 「UCARO出願（Web出願システム）」は、各種メディアからも利用が可能で多くの受験生に活用されています。当該サービスを活用し、大学志願者は、志願者情報や個人情報の入力、また受験料の決済などオンラインでおこなえます。
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【本連携の背景】
昨今、全国の高校や大学入試において、英検をはじめ外部検定試験が広く活用されています。特に英検は大学入試において、受験生が利用した外部検定試験の約9割を占め（2024年度一般選抜、旺文社 教育情報センター調べ
https://eic.obunsha.co.jp/file/exam_info/2025/0305_1.pdf）、英検の成績証明書を出願時に大学側に提出する志願者はかなりの数に上ります。そしてその提出方法は、以前と変わらず紙の証明書の提出を求める大学が非常に多い状況です。
一方、株式会社ＯＤＫソリューションズが提供する、「UCARO出願」は、関東や関西の有名私立大学を中心に数多くの大学で採用されており、大学入試における出願や決済など証明書での確認までの登録手続はオンライン化が進んでいます。
英検協会としては、英検のデジタル証明書を「UCARO出願」上で大学側に提出できれば、大学志願者にとってはもちろんのこと、大学側の入試担当者にとってもより利便性が高まるのではないか、と考えました。
【課題と本連携で実現するメリット】
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「時間短縮、準備らくらく！」「郵便不要、かかる費用なし！」
大学志願者にとって
〇課題
検定試験運営団体は、ウェブで成績公開も行っていますが、紙の証明書が受験者の手元に届くまでは1週間程度かかります。そのため外部検定試験を大学入試に利用する場合、紙の証明書が届くのを待ち、さらに大学に送付する期間を考慮して出願タイミングを決める必要があります。
CBT方式の普及により検定試験を受験できる機会は増えていますが、大学の出願締め切り間際に成績が公開される試験では、良い成績を取れていても出願に利用できない場合があります。
〇本連携で実現するメリット
英検の合否公開日当日からデジタル証明書の発行および大学への提出が可能になります。これにより、出願直前まで英検に挑戦する機会が広がり、より高い級資格・スコアで大学入試に臨むことができるようになります。
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「確認チェックらくらく！」「不安軽減、ミス低減！」
大学の入試担当者にとって
〇課題
志願者から届く外部検定試験の紙の証明書を開封・チェックし、不備がある際は志願者に個別に連絡し訂正を行うなど、非常に手間がかかっています。
システムで成績照会する場合も氏名や生年月日が一致しないケースもあり、また目視確認でチェックする場合はミスが発生する危険性も伴います。
〇本連携で実現するメリット
出願時に、志願者に英検のデジタル証明書を紐づけ、自動でチェックを行います。
これにより、目視確認でのチェック工程がなくなり、個人情報不一致による志願者への問い合わせについても負荷を減らすことが可能になります。
【本連携により実現するスキーム】
本連携により、出願の英検証明書提出手続きが志願者・大学いずれにおいても簡素化されます。
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【今後の展開について】
英検協会としては、【本提携の背景】にて記述のとおり、このたびＯＤＫソリューションズが弊会の考えに賛同いただき、先のKEIアドバンスに続き連携に至ったことで、両社のウェブ出願システムを活用いただいている全国の多くの大学で、2026年度の大学入試から英検のデジタル証明書を活用できるようになります。
今後とも他のシステム会社各社にご理解いただき、全国すべての大学を網羅できることを目指してまいります。
英検協会は、「実用英語の普及促進」「生涯学習の振興」の理念を実現するため、今後さらに英語学習者のほか教育機関・自治体・国、それぞれのための有益なサービスの提供を行ってまいります。
新しい取り組みが決定しましたら、順次、速やかにご案内申し上げます。
◇
株式会社ＯＤＫソリューションズ（
https://www.odk.co.jp/）
[本社] 大阪府大阪市中央区道修町1-6-7 JMFビル北浜 01
[代表者] 代表取締役社長 勝根秀和
[事業内容] 情報処理アウトソーシングサービス、ソフトウェアの開発及び販売、情報提供サービス
ＯＤＫソリューションズが運営する「UCARO出願（Web出願システム）」は、各種メディアからも利用が可能で多くの受験生に活用されています。また、出願から入学手続に関する手続を一本化したサービス「大学受験ポータルサイト『UCARO』」は、110を超える大学に利用されています。
※『UCARO』は株式会社ＯＤＫソリューションズの登録商標です。
【本件に関するお問い合わせ先】
入試出願システム会社のご担当
英検協会の考えにご賛同いただけるシステム会社様からのお問い合わせにつきましては、下記担当までご連絡ください。
公益財団法人 日本英語検定協会 デジタルサービス企画開発部（担当：郷、平）03-3266-6143
報道機関の皆様
公益財団法人 日本英語検定協会 広報担当 kouhou21@eiken.or.jp
ODKソリューションズの「UCARO出願」を利用している大学のご担当
導入や仕様に関するご質問は、ODKソリューションズ（06-6202-0350）までお問い合わせください。
記事提供：Digital PR Platform
