創価大学、ユネスコスクールへの正式加盟で国際的教育機関の一員に ― 国内大学6校目・私立では2校目の認定
創価大学
創価大学(東京都八王子市)はこのたび、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)が主導するユネスコスクール(ASPnet:Associated Schools Network)への正式加盟が承認されました。
ユネスコスクールは、「人の心の中に平和のとりでを築かなければならない」(ユネスコ憲章の前文)とする理念のもと、「平和」「人権」「持続可能な開発」「異文化理解」などを教育現場で実践することを目的とした国際的な教育ネットワークで、現在、世界180か国以上・12,000校以上が加盟しています。日本国内では、ESD(Education for Sustainable Development:持続可能な開発のための教育)やGCED(Global Citizenship Education:世界市民教育)の推進拠点として位置づけられています。加盟校のほとんどは初等・中等教育に属する学校で、大学でユネスコスクール加盟校となるには、その地域の運動におけるけん引役としての役割を果たすことが求められます。国内の大学として6校目、私立大学としては玉川大学に続き2校目のユネスコスクール加盟校となります。
創価大学では、2018年7月に「ユネスコスクール支援大学間ネットワーク(ASPUnivNet)」に加盟し、教育学部・教職大学院を中心にユネスコスクール支援委員会を設置。以来、東京都北西部を中心に埼玉県、群馬県所在の初等・中等教育機関を対象に、ユネスコスクール加盟支援やESDの普及、教員研修、公開講座、教材開発、学生ボランティア派遣など、地域と連携した多様な実践活動を展開してきました。
このたびの正式加盟は、こうした長年の取り組みが評価された成果であり、本学の教育実践がユネスコの理念と深く結びついていることが、国際的に認められたものです。
今回の正式加盟を契機に、本学は教員養成機関として、ESD推進を担う教員の育成を通じて、ユネスコスクールの理念を広く社会に発信するため、以下のような活動をさらに推進してまいります。
■教員養成課程を中心としたESD・GCEDの実践的教育の強化
ESD・GCEDをカリキュラムに組み込み、持続可能な社会の創り手を育成する教育を展開します。
■国内外のユネスコスクールとの連携による国際交流・共同プロジェクトの展開
学生・教職員の国際的な学び合いを促進し、グローバルな視野を育みます。
■地域社会と連携したSDGs推進活動の実施
地域の学校・自治体・市民団体と協働し、ESDを通じた地域課題の解決に取り組みます。
これまでの創価大学ユネスコスクール支援委員会の活動内容等については、以下のページをご参照ください。
https://www.soka.ac.jp/education/unesco/
▼本件に関する問い合わせ先
創価大学 企画部企画広報課
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