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創立150周年を迎えた神戸女学院大学岡田山キャンパスが環境省「自然共生サイト」に認定 ― 都市部にありながらも希少な動植物が生息する貴重な緑地として高く評価

神戸女学院大学

創立150周年を迎えた神戸女学院大学岡田山キャンutf-8



神戸女学院大学の岡田山キャンパス(兵庫県西宮市)がこのたび、環境省の「自然共生サイト」として認定された。同大などを運営する学校法人神戸女学院(理事長:立石浩一)では「愛神愛隣」を永久標語として、豊かな自然環境と調和した空間で長年にわたって教育活動を展開しており、都市部にありながらも希少な動植物が生息する貴重な緑地として高く評価されたことから、今回の認定に至った。今回の認定を契機に、さらに環境保全や教育への取り組みを強化し、次の世代へと豊かな自然を継承するべく責任を果たしていく。




【本件のポイント】
●神戸女学院 岡田山キャンパスが環境省「自然共生サイト」に認定
 都市部にありながら豊かな自然環境を保全してきたことが評価され、国の生物多様性保全施策「30by30」に貢献する場として認定された。
●教育・研究・地域連携の拠点としての役割
 生徒・学生の教育や地域との協働など、キャンパス全体が「学びと共生」の環境として機能している。
●創立150周年の節目にふさわしい認定
 長年の自然との共生した教育の取り組みが認められ、今後の環境保全活動と情報発信の強化に向けた新たな一歩となる。

【概 要】
 「自然共生サイト」とは、生物多様性の保全に資する地域を国が認定する制度。2022年12月に採択された世界目標「昆明・モントリオール生物多様性枠組」を踏まえた国の保全目標「30by30」の達成に向けた重要な取り組みの一環である。
 神戸女学院は、二人の女性宣教師によって西日本最初の女性教育機関として1875年に創立。その後1933年に神戸市から現在の西宮市岡田山にキャンパスを移転し、岡田山の豊かな自然の中で「愛神愛隣」を永久標語として教育・研究を行ってきた。
 長年の活動が実を結び、このたび、神戸女学院岡田山キャンパスが「神戸女学院 愛神愛隣の森」として、環境省の自然共生サイトに認定された。
 岡田山の敷地は、キャンパスとしての機能を果たすだけでなく、教育・研究・地域連携の場としても活用されてきた。教育・研究では、神戸女学院中学部・高等学部の生徒や神戸女学院大学の学生の学びの場として、自然観察やフィールドワークを通じて自然環境への理解を深める機会を提供。特に大学では、教員と学生による学術研究の場として活用され、学術論文も出版されている(野嵜ほか2014;2021、遠藤 2020など)。また、地域連携事業として近隣の幼稚園や小学校との連携による環境教育プログラムも展開されており、岡田山キャンパスはまさに「学びと共生」の環境として機能している。

 今回の認定は、神戸女学院がこれまで培ってきた「愛神愛隣」という理念が、広く社会に認められた証といえる。これを契機に、同学院ではさらに環境保全への取り組みを強化し、次の世代へと豊かな自然を継承していく責任を果たすことを目指す。
 同学院では今後、「自然共生サイト」としての岡田山キャンパスの魅力を広く発信するとともに、学内外の研究者や地域住民との連携を深め、持続可能な社会の実現に向けた教育・研究活動を推進していく。

 創立150周年という節目に、改めて「自然と人との調和」を大切にし、神戸女学院の新たな歩みを刻んでいく。

◎神戸女学院大学 岡田山キャンパスについて
 神戸女学院の岡田山キャンパスは、1933年に神戸市から移転した際に、著名な建築家であるウィリアム・メレル・ヴォーリズによってデザインされたもの。以後、キャンパスの自然環境は90年以上にわたって保全・利用に関する活動が続けられている。
 キャンパス移転時の1930年代には岡田山キャンパスの周辺は田畑が広がっていたものの、現在では都市化が進み、住宅やマンションが建ち並ぶ市街地と化した。そうした中でもキャンパス内には今なお広大な森が残されており、西宮市南部における貴重な自然緑地となっている。
 1967年には最初の植物目録(神戸女学院高等学部理科研究部 1967)が発刊され、その後も継続的に動植物調査を実施。2019年時点で約600種の植物種、130種の脊椎動物(淡水魚類3種、両生類4種、爬虫類7種、鳥類103種、哺乳類13種)や、302種の昆虫類(チョウ類39種、ガ類240種、トンボ類23種)が確認されている。
 さらに、キャンパス全体が神戸女学院大学や神戸女学院中学部・高等学部の理科教育および環境教育に利用されるとともに、約3,500名の生徒・学生および教職員らの憩いの場となっている。

<キャンパスの四季>
 https://www.kobe-c.ac.jp/campuslife/seasons/

◎これまで神戸女学院大学の教員や学生が、執筆した論文の一例
●野嵜玲児,森美季,永野実里, 野上佳代, 西原光恵. (2014). 神戸女学院岡田山キャンパスの野鳥. 神戸女学院大学論集, 61(1), 61-91.
 https://kobe-c.repo.nii.ac.jp/records/2061
●遠藤知二. (2020). 神戸女学院岡田山キャンパスの昆虫相 (Ⅰ)―チョウ目およびトンボ目―. 神戸女学院大学論集, 67(1), 1-19.
 https://kobe-c.repo.nii.ac.jp/records/5739
●野嵜玲児, 井坂真以美, 奥谷絵梨子. (2021). 神戸女学院岡田山キャンパスの脊椎動物相. 神戸女学院大学論集, 68(2), 61-78.
 https://kobe-c.repo.nii.ac.jp/records/5852

(参考)
■自然共生サイト(環境省 30by30)
 https://policies.env.go.jp/nature/biodiversity/30by30alliance/kyousei/


▼本件に関する問い合わせ先
神戸女学院大学 広報室
三枝(さえぐさ)、竹内(たけうち)
住所:〒662-8505 兵庫県西宮市岡田山4-1
TEL:0798-51-8585
メール:koho@mail.kobe-c.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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