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大阪・関西万博から広がる挑戦。国境を越えて環境課題の解決に取り組む<東洋大学SDGs NewsLetter Vol.40>

学校法人東洋大学

大阪・関西万博から広がる挑戦。国境を越えて環utf-8

環境省が主催する「SDGs Students Dialogue Expo 2025」は、日本国内の大学9校と海外大学の学生がチームを組み、企業担当者が提示した環境課題の解決策を検討するプログラムです。本学からは5名の学生が参加し、9月4日に大阪・関西万博で成果を発表しました。同プログラムでの取り組みについて、参加者の伊藤 楓真さん、伊藤 一さんがお話しします。

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大阪・関西万博から世界へ、未来を創造する若者たちの歩み


──SDGs Students Dialogue Expo 2025の概要や参加された経緯、動機を教えてください。

伊藤 楓真:SDGs Students Dialogue Expo 2025の魅力は、日本の企業や学生だけでなく、世界の学生たちを巻き込んで環境問題に取り組める点にあります。5月から8月にかけてチームメンバーで解決策を検討したのち、9月に万博で成果を発表しました。万博という大舞台で、自分たちの活動を広く発信できる機会を魅力的に感じ、参加を決めました。また、大学の最終学年として、経済学部総合政策学科での学びや課外活動の経験も発揮したいと感じました 。
伊藤 一:私も国際学部国際地域学科での学びに加え、 SDGsアンバサダーや国際ボランティアサークルSalamatで培った経験を、プログラムで生かしたいと考え、参加を決めました。自分たちのチームに与えられたミッションは、「アジアの海洋プラスチック問題の解決につながるアクションを発信せよ」です。フィリピンのISAT-U(Iloilo Science and Technology University)の学生3名と東洋大生5名で検討を進めました。私は日本とフィリピンの双方にルーツを持つため、両国の視点から意見を出すように心がけました。

フィリピンの学生と協働し、海洋プラスチック問題に立ち向かう



──アクションプランは、どのようにして立案しましたか。


伊藤 楓真:提示されたミッションを踏まえ、メンバー全員で海洋プラスチック問題の現状を整理しました。その結果、フィリピンでは親世代からの影響、日本では生活の中のモラル意識など、両国で異なる課題を抱えている事実がわかりました。しかし、共通して言えるのは、未来をつくる若い世代の意識改革が、根本的な解決策になるということです。そこで、半永久的に情報が残り、若者にとって身近なSNSを活用する方針を立てました。発信媒体をInstagramとしたのは、日本・フィリピン共に若者の利用率が高かったからです。


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伊藤 一:投稿内容は「海洋プラスチックについて知ってもらう投稿」と「アクションを促す投稿」の大きく二つ。デザイン担当と文章担当に役割を分け、メンバーの得意分野を生かすことで、遠隔コミュニケーションでも支障なく進められました。特に好評だった投稿は、ゲーム感覚でプラスチックを使わずに過ごす「ノープラスチックチャレンジ」動画です。ハードルが高いと思われがちな環境問題に関心を持ってもらい、楽しみながら行動へとつなげられる内容を意識しました。日本やフィリピンにとどまらず、他国からもDMで反応が寄せられるなど、取り組みに対する関心の広がりを実感できましたね。

──プログラムにおいて、印象的だったエピソードを教えてください。

伊藤 楓真:特に印象に残っているのは、デザインが得意なISAT-Uの学生がチームロゴを制作してくれたことです。他チームや企業からも好評で、自分たちのシンボルとしてメンバーの団結を強めるきっかけになりました。一方で、交流する機会が少ないまま本題の議論に入ったため、信頼関係の構築や相互理解に時間を要しました。一さんの、日本とフィリピン両方のバックグラウンドを生かした意見やアプローチがあったからこそ、今回の企画が成立したと思っています。
伊藤 一:楓真さんからそう言っていただけて嬉しいです。参加者のうち2年生は私だけで、どれだけチームに貢献できるか心配でしたが、先輩方の胸を借りながら自分なりに力を発揮できたのではないかと思います。また、アドバイザーとしてFuture-Artisanの社員の方から助言をいただけたことも忘れられません。取り組みが社会に浸透するかどうかを含めて、実現性や持続可能性を重視したフィードバックは貴重な学びになりました。

経験を未来へつなぐ。仲間と共に広げる行動の輪

──今回の経験を、今後どのように生かしたいですか。


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伊藤 楓真:発表に対するフィードバックで、「ノープラスチックチャレンジ」を「若者ならではの発想」と高く評価していただきました。自分たちにとっては当たり前と思えるアイデアでも、さまざまな問題と掛け合わせることで新たなシナジーを生み出せるのかもしれません。若者の視点からアプローチすることの有用性を改めて感じました。SDGs Students Dialogue Expo 2025で得た知見を、他の社会課題にも応用し、さらなる取り組みへ広げたいと考えています。万博での発表はゴールではなく、次への出発点に過ぎません。当初から持続可能性を重視して解決策を練ってきたため、チームとしても今回の取り組みを継続していく予定です。参加メンバーの多くが4年生のため、後輩への引き継ぎが大きな課題だと考えています。
伊藤 一:今回の成功は、先輩方の支えがあったからです。その恩を次の世代へとつなぎ、挑戦の連鎖を絶やさず広げていくことが自分の役割だと感じます。海洋プラスチック問題に限らず、世界の諸問題に関して継続的にアクションを起こしていきたいです


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伊藤 楓真 (いとうふうま)(右)、伊藤 一 (いとうはじめ)(左)

伊藤 楓真(いとうふうま):経済学部 総合政策学科4年
伊藤 一(いとうはじめ) :国際学部 国際地域学科2年



本件に関するお問合わせ先
東洋大学総務部広報課
mlkoho@toyo.jp
取材お申し込みフォーム
https://www.toyo.ac.jp/press/

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