2025年12月04日
高市早苗総理は2日、福島県の東京電力福島第一原発や同原発事故により未だに帰還困難区域になっている双葉町のエリアを視察した。視察後の会見で「東京電力小林喜光会長、小早川智明社長に緊張感を持って廃炉作業に取組んでいただくようお願いした」とした。
高市総理は「廃炉作業は世界でも例のない、技術的にも難易度の高い作業。今後、廃炉の根幹となる最も困難な作業段階に入っていく。安全確保を最優先に、一歩一歩、着実に作業を進めるとともに、長期にわたる廃炉作業において地域との共生に向けた取組みを進めていただく必要がある」と強調した。
また帰還困難区域に関して「未だに住民が帰還できない場所が残っている状況を確認した。2020年代をかけ、帰還意向のある住民が全員帰還できるよう特定帰還居住区域の制度により、除染やインフラ整備などの避難指示解除に向けた取組みを進めていく。将来的に帰還困難区域の全てを避難指示解除し、復興・再生に責任をもって取組む決意です」と記者団に答えた。(編集担当:森高龍二)
記事提供:EconomicNews
とれまがニュースは、時事通信社、カブ知恵、Digital PR Platform、BUSINESS WIRE、エコノミックニュース、News2u、@Press、ABNNewswire、済龍、DreamNews、NEWS ON、PR TIMES、LEAFHIDEから情報提供を受けています。当サイトに掲載されている情報は必ずしも完全なものではなく、正確性・安全性を保証するものではありません。当社は、当サイトにて配信される情報を用いて行う判断の一切について責任を負うものではありません。
Copyright (C) 2006-2025 sitescope co.,ltd. All Rights Reserved.
![]()