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「万死に値する責任」 中道改革連合・野田代表が遺した言葉と、再生への極限決戦

2026年02月11日

 「これだけの大敗を喫したのは、私の責任が極めて大きい。痛恨の極みであり、万死に値する大きな責任だと思っている」

 2月9日、衆院選大敗から一夜明けた会見で、中道改革連合の野田佳彦共同代表は絞り出すようにそう語り、斉藤鉄夫共同代表と共に辞任する意向を表明した。公示前の167議席から49議席へ。結党からわずか数週間、野党第一党として挑んだはずの「決戦」の結果は、党の存立を揺るがす壊滅的な審判となった。

 本日11日の議員総会を経て、明日12日に告示、13日に投開票という異例のスピードで行われる代表選。野田氏が遺した重い言葉を胸に、新リーダーはどのような舵取りを迫られるのか。

 ■期待される「新時代のリーダー」と、顔ぶれの広がり

 現在、次期リーダー候補として名前が挙がっているのは、小選挙区で議席を守り抜いた泉健太前立憲代表や小川淳也氏といった中堅世代だ。小川氏は地元・高松市内で「極めて中心的な最前線に立つ、先頭に立つ。その決意であり覚悟だ」と強い意欲を語り、沈む党を再び浮上させるための旗手としての姿勢を鮮明にしている。 一方で、党内からは「これまでの体制を刷新すべき」との声もあり、特定の候補に絞るのではなく、より幅広い視点を持った「新しい顔」の登場を期待する動きも出始めている。立候補に必要な推薦人を「10人」とする案も浮上しており、いかに多くの意欲ある候補者がビジョンを競い合えるか、その開かれたプロセスが党の柔軟性を占う指標となる。

 ■「旧公明系」28人の想い――党の舵取りを誰に託すか

 今回の代表選の行方を大きく左右するのは、候補者を擁立しない方針を固めた公明党出身の28人の議員たちだ。彼らは当選者数において旧立憲系(21人)を上回る最大勢力であり、彼らの支持がなければ党の運営は成り立たない。 公明系議員たちが重視するのは、新リーダーが自民・維新という強大な与党に対し、どのようなスタンスで挑むのか、そして自分たちの支持母体の声をどう守ってくれるのかという点だ。特定の勢力に偏らない、バランスの取れたリーダーを求める声が強く、彼らの投票行動が代表選の最終的な決め手となるだろう。

 ■野党に託された、大切な「1票」に応えるために

 自民党が単独で316議席を握り、維新の会が与党入りした現在の国会において、中道改革連合が「数」で対抗することは容易ではない。だが、だからこそ野党の果たすべき役割は重い。 49議席という結果は、今の政治に対し「多様な選択肢が必要だ」と考え、期待を込めて票を投じた有権者の想いそのものである。新代表に求められるのは、単なる党の維持ではない。圧倒的な「多勢に無勢」という厳しい状況下であっても、議論を尽くして権力の独走を防ぎ、国民の多様な声を国政に反映させ続けるという、粘り強い誠実さである。

 ■13日に問われる「存在意義」

 2月18日に召集される特別国会を前に、中道改革連合が再びまとまることができるのか、あるいは岐路に立つのか。13日の投開票は、単なる人事の決定ではない。 与党が圧倒的な力を誇る時代だからこそ、その影に隠れがちな「もう一つの声」を代弁できる野党の存在は、民主主義の健全な発展に不可欠だ。「万死に値する」とまで言わしめた大敗の責任をどう受け止め、託された想いにどう応えるのか。13日の決断が注目される。(編集担当:エコノミックニュース編集部)

高市政権「憲法改正」の幕開け。有権者が抱く3つの不安と、衆院316議席でも使えない「59条の再可決」という制約

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記事提供:EconomicNews

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