次世代型コンテナデータセンター「Cube Park」 長野県での2026年開設に向け、7月1日より建設を開始
株式会社TOSYS

株式会社TOSYS(本社:長野県長野市、代表取締役社長:笠井 澄人、以下 TOSYS)は、増加するGPUサーバー、環境に配慮したICT基盤、生成AI利用による容量拡大など、新たなニーズにお応えする次世代型コンテナデータセンター「Cube Park」の建設(2026年2月開設予定)に着手します。
これまで大都市もしくは首都圏近郊に多くのデータセンターが設置されておりましたが、今後は地方分散が進むと予想されることから、地域ならではのデータセンターを計画から設計、構築、維持運用まで一括してご提供できる体制を整えてまいります。
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Cube Parkロゴ
1. 背景
近年、生成AIの高度化や大規模データ処理の需要拡大に伴い、GPUを活用した高性能なコンピューティング環境へのニーズが急速に高まっています。
日本国内では、主に首都圏を中心に大型のデータセンターが整備されてきましたが、エネルギー確保や住民との合意形成のハードルの高さなど多くの課題も抱えており、地方への分散配置が現実的な選択肢として注目されています。
同時に、カーボンニュートラルの実現に向けた世界的な取り組みの加速により、データセンターにも省エネ性能の向上や再生可能エネルギーの積極的な活用が強く求められるようになっています。
首都圏に比べて地方は用地の確保や、太陽光/風力発電などの再生可能エネルギーの導入が比較的容易なため、環境負荷の低減と持続可能なデータセンター運用が実現しやすい環境にあります。
こうした変化を受け、TOSYSは最先端の冷却技術や再生可能エネルギーを取り入れたコンテナ型データセンターの実現を通じて、高いデータ処理能力と環境負荷の低減へのニーズを両立し、地域に受け入れられる新しいデータセンタービジネスを目指してまいります。
2. 概要/特長(データセンタービジネス準備室での主な取り組み)
TOSYSの次世代型コンテナデータセンター「Cube Park」は、長野駅近くの利便性の高い立地に設置しており、最新のコンテナ型データセンターをお客様のご要望に合わせて計画から、設計、構築、維持運用までワンストップでご提供いたします。同時に、お客様の要望する場所(お客様サーバールーム含む)への設置にも対応してまいります。
■ショールームも併設した「Cube Park」の整備計画
●首都圏からアクセスの良い立地
*東京駅から最短90分、長野駅から車で約10分
*お客様のコンテナ用地として販売用6区画のコンテナエリアを整備、提供
●ショールームの設置
2026年2月より、水冷・液浸など収容するサーバーの冷却技術の実装展示を見学いただけるショールームを開設予定
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Cube Park NAGANOイメージ図
■計画から設計、構築、維持運用まで!TOSYSならではのトータル対応
●コンテナ型データセンターの計画のご支援から、設計、構築、維持運用までをTOSYSグループがワンストップでサポートし、スピーディで高品質な導入を実現します。
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TOSYSグループがワンストップでサポート
●Cube Parkへの設置の他に、お客様の敷地内にコンテナを設置しTOSYSグループが遠隔監視する事も可能です。
■環境に優しい次世代型データセンターの構築
●太陽光発電などの再生可能エネルギー設備の導入や、PPA(電力購入契約)の組込み、地域特有のエネルギー活用も模索し、エシカル&クリーンなDCを提供します。
●コンテナ型データセンターは最新の冷却技術である水冷サーバーや液浸サーバーが収容可能なため、従来の空冷方式と比較し少ないエネルギーでGPUサーバーの冷却が可能です。
3. 今後の展開
■Cube Parkの更なる展開と新たなビジネスの創出
TOSYSは、更なるニーズの拡大を踏まえ「Cube Park」の拠点展開を計画し、地域におけるデータセンターへのお客様のご要望を一括してサポートしてまいります。
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記事提供:@Press