Ansys 2025 R1の強力なデジタルエンジニアリングテクノロジーにより、コラボレーションの促進、クラウドとAI機能の拡張、データ主導の洞察が可能に
アンシス・ジャパン株式会社
デジタルエンジニアリングを可能にするテクノロジーは、並行するワークストリームをつなぎ、コストのかかるプロトタイピングを削減して部門を超えたコラボレーションを促進し、市場投入までの時間を短縮
主なハイライト
Ansys SimAI™クラウド対応人工知能ソリューションでは、学習データを拡張して、ポスト処理中にさらなる知見を得ることが可能に
Ansys System Architecture Modeler (SAM)™の新機能にはSysML v2のサポートが含まれており、製品設計の最適化と、チーム間の緊密な連携による大幅な時間短縮を実現するとともに、エンジニアリング組織全体で製品要件にアクセスし、拡張が可能
新製品CFD HPC Ultimateは、追加のハイパフォーマンスコンピューティング（HPC）ライセンスを必要とせずに、複数のCPUコアまたはGPUを使用して1つのジョブでエンタープライズレベルの数値流体力学（CFD）機能を実現
Ansys(NASDAQ：ANSS) 2025 R1は、既存のインフラストラクチャと簡単に統合できる洗練されたデジタルエンジニアリングを可能にするテクノロジーを備えており、混乱を最小限に抑え、より革新的な製品に向けたチームコラボレーションを支援します。AI、クラウドコンピューティング、GPU、HPCのパワーによって強化されたAnsys R1の機能により、より迅速で協調的な意思決定、幅広い設計検討、製品設計期間の短縮が可能になります。
関連リンク：
http://www.ansys.com/ja-jp/
AnsysのSenior Vice President of ProductsであるShane Emswilerは、次のように述べています。
「Ansys 2025 R1 はこれまで以上に統合機能が充実しており、開発前後のデータを専門的に管理するためのツールやソリューションにより、製品のライフサイクル全体を通じてデジタルパスを策定するチームを支援します。このリリースによって当社のソリューションが道しるべとなり、バラバラになったチームが単一のアクセス可能な真実の情報源から進路を維持し、共同作業を行うことが可能になります。これにより、コストが大幅に削減されるだけでなく、市場投入までの時間も短縮され、お客様が競争力を維持できるようになります」
製品の統合化と複雑化が進むにつれて、研究開発プロセスは、成長と変化し続ける市場の需要に適応する必要があります。Ansysはお客様のデジタルトランスフォーメーションに対応し、進化する市場ニーズに応えるツールとソリューションを提供します。
https://www.youtube.com/watch?v=h3mqX16Ev6A
先進の物理ソルバー
製品の性能を保証するには、コンポーネントからシステムに至るまで、関連するマルチフィジックスを理解することから始まります。Ansysの最新リリースでは、高速で忠実度の高い物理ベースの結果を提供し、設計サイクルの早い段階で十分な情報に基づいた意思決定を支援する新しい製品と機能に焦点を当てています：
Ansys Discovery™ 3Dシミュレーションソフトウェアは、スピードと使いやすさを維持しながら、電熱解析、直交伝導率、内部ファンの追加により、熱モデリングを大幅に拡張します
構造解析スイートは、騒音、振動、ハーシュネス（NVH）のための完全統合ソリューションを備え、10倍高速な周波数応答関数（FRF）計算、振動音響マッピング、最適化されたメッシング、およびモード寄与解析を提供します
Ansys Electronicsは、他のAnsysソフトウェア製品に接続することで、3D集積回路に不可欠なメッシングの改善、ワークフローの自動化、シミュレーション性能の向上を実現します
新しいPolymer FEM製品は、忠実度の高いモデルを使用して実世界の材料挙動を把握し、お客様の進化する材料シミュレーション要件に対応します
Firefly Aerospace社のエンジニアリング担当バイスプレジデントであるBrigette Oakes氏は、次のように述べています。
「Ansysのプラットフォームは、Fireflyが迅速な宇宙サービスをサポートするための技術革新を進める上で、重要な役割を果たします。CFDはAnsysが最も得意とする分野の一つです。Fluentはエンジン設計における燃焼ダイナミクスと複雑な熱相互作用をモデル化します。熱解析と構造解析の統合によりワークフローが簡素化され、ユーザーフレンドリーなインターフェースと迅速なサポートチームにより、当社のようなペースの速い企業にとって重要なツールとなっています」
クラウド、HPC、GPU
クラウドコンピューティング、HPC、GPUのパワーは、最新の製品の設計スピードを変えつつあります。アクセシビリティ、相互運用性、スケーラビリティはこの進化の中心であり、お客様はデスクトップアプリケーションの限界を超えて、より革新的な製品を共同で設計できるようになります。Ansys R1はGPUソルバーの進化を強調し、さまざまなアプリケーションにウェブベースのオンデマンド機能を追加します：
FluentのマルチGPUソルバーは、自動車の外部空力など、メッシュセル数が非常に多いアプリケーションをサポートするようになりました。これにより、設計者は全体的なシミュレーション速度を損なうことなく、より多くのパラメータを追加して精度を向上させることができます
Ansys CFD HPC Ultimateは、追加のHPCライセンスを必要とせずに、複数のCPUコアまたはGPUを使用して1つのジョブでエンタープライズレベルのCFD機能を実現する新製品です
高度な3D電磁界シミュレーションソフトウェアであるAnsys Lumerical FDTD™の新しいGPUアクセラレーションシミュレーションでは、GPUメモリの使用量を50%削減し、CPUと比較してメッシング時間を20%短縮します
Ansys MechanicalのGPUアクセラレーションを使用した直接法ソルバーでは、代替ソリューションの最大6倍の速度が得られ、反復法ソルバーでは CPUのみのバージョンよりも6倍の速度が得られます
Discoveryで利用できるAnsys Cloud Burst Computeによって、設計者は10分で1,000個の設計バリエーションを解析できるようになります。NVIDIA GPUを活用することで、Discoveryのパラメトリックスタディが100倍以上高速化されます
Ansys Cloud Burst Compute機能は、構造有限要素法解析ソフトウェアAnsys Mechanical™、流体シミュレーションソフトウェアAnsys Fluent®、および高周波電磁界シミュレーションソフトウェアAnsys HFSS™のための弾力的で柔軟なオンデマンドHPC能力を提供します
人工知能
AnsysはAIを活用したテクノロジーでポートフォリオをさらに充実させ、コンピュータ支援エンジニアリング（CAE）業界に比類のないスピード、イノベーション、アクセシビリティをもたらします。Ansys AIによって、チームは新しいデータや過去に生成したデータを使用して数分以内に設計を解析し、独自のAIモデルを迅速にトレーニングし、市場投入までの時間を短縮し、コストを削減できます：
Ansysは、SimAIモデリングのためのデータ準備を効率化する直感的でインタラクティブなツールを開発しました
SimAIでは、大規模な設計の中で特定のコンポーネントを中心に解析を行うなど、ポスト処理でさらなる知見を得るために学習データを拡張できるようになりました
Ansys Electronics AI+はAI駆動技術を使用して、Ansys Maxwell®アドバンスト電磁界ソルバー、Ansys Icepak®エレクトロニクス冷却シミュレーションソフトウェア、およびHFSSにおけるエレクトロニクスシミュレーションのリソースと実行時間を予測します
高忠実度のワイヤレスチャネルモデリングソフトウェアAnsys RF Channel Modeler™を使用した高度な合成レーダーシミュレーションにより、デジタルミッションエンジニアリングコミュニティは、地上ベースのAIターゲット識別のための包括的なトレーニングおよび検証データセットを利用できるようになりました
Vertiv社のエンジニアリング担当バイスプレジデントであるSteve Blackwell氏は、次のように述べています。
「業界をリードするAnsysのシミュレーションソリューションは将来に向けたソリューションを設計する上で、Vertivのビジネスモデルの推進力となるでしょう。当社の使命は、冷却技術や電力技術からデータセンター自体の設計にAIを導入することに至るまで、世界のデータセンターの概念と開発方法に革命を起こすことです。Ansysを導入することで、エネルギー効率と信頼性の高い未来志向の設計で、AIを活用したお客様のプロジェクトをサポートする最適なインフラを提供するための重要なマイルストーンをより迅速に達成することができます」
コネクテッドエコシステム
最先端の研究開発では、ワークフローをシームレスかつ効率的に維持するために、モデルベースシステムズエンジニアリング（MBSE）のような設計手法や自動化を採用する必要があります。Ansysのソリューションは相互運用性と拡張性に優れているため、新しいテクノロジーを既存のインフラストラクチャに簡単に統合して、製品設計の中断を回避できます。Ansys 2025 R1には、MBSE 機能とデータ管理に重点を置いた機能強化が含まれており、デジタルへの移行を容易にします：
Ansys ModelCenter® MBSEソフトウェアとSAMはSysML v2のサポートを強化することで、製品要件にアクセスしやすくし、エンジニアリング組織全体でスケーラブルにする一方で、製品設計の最適化と、チーム間の緊密な連携による大幅な時間短縮を実現します
ModelCenterは、拡張されたCapellaコネクタや、直感的な検索、保存、修正が可能なAnsys SAMとのより深い統合など、MBSEとの接続性が向上し、互換性が高まりました
Ansys Minerva®シミュレーションプロセスおよびデータ管理ソフトウェアのジェネリックコネクタの改良により、外部データをMinervaに取り込む方法を標準化し、アップロード前に競合を検証して解決できるようにすることで、導入にかかる時間とコストを削減します。このコネクタは、新しい非同期ジョブ起動機能により、エンジニアの生産性を向上させるのにも役立ちます
R1リリースにはその他以下が含まれます：
Ansys optiSLang®プロセス統合および設計最適化ソフトウェアでは、インターフェース、分散コンピューティング、およびより高度なアルゴリズムが強化され、設計ワークフローに柔軟性とパフォーマンスが加わりました
Ansys Granta Materials Intelligence (MI)® 製品コレクションの CAE、コンピュータ支援設計、および製品ライフサイクル管理ソフトウェアとの統合により、Granta エンドユーザーインターフェースと統合インターフェース間の統一されたユーザーエクスペリエンスが実現します
Fluentのフォールトトレラントメッシングワークフローとウォータータイトメッシングワークフローに加えられたタスクベースの性能改善により、メッシング速度が向上しました
パワー電界効果トランジスタ（FET）およびパワーマネジメント集積回路（PMIC）の解析、シミュレーション、最適化のための新ツール、Ansys PowerX™
Ansys 2025 R1の詳細はこちらをご覧ください。
https://www.ansys.com/ja-jp/products/release-highlights
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※本プレスリリースは、米Ansys Inc.が2025年2月4日(現地時間)に発表したリリースの抄訳です。原文は、
https://www.ansys.com/news-center/press-releases/2-4-25-r1-ansys-innovates-with-de-technologies をご参照ください。
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Ansysについて
当社のミッション: 人類の進歩を促進するイノベーションに力を™
Ansysのシミュレーションは、ビジョナリーカンパニーが世界を変える革新的アイデアを、設計から現実のものにするために活用されています。50年以上にわたり、Ansysのソフトウェアは、様々な業界のイノベーターがシミュレーションの予測能力を活用して、限界を越えることを可能にしてきました。持続可能な輸送手段から高度な半導体まで、衛星システムから救命医療機器まで、Ansysは人類の進歩における次なる大きな飛躍の原動力となります。
ANSS-T
関連リンク
Ansysの最新プレスリリース一覧
https://www.ansys.com/ja-jp/news-center/press-releases#t=NewsTab&sort=relevancy&layout=card&numberOfResults=20
記事提供：Digital PR Platform
