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ネットワンシステムズ、愛知県教育委員会の次世代教育基盤を構築

ネットワンシステムズ株式会社

~約15,000人の愛知県教職員の教育DXと高セキュリティを両立~

 ネットワンシステムズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:竹下 隆史)は、パブリッククラウドサービスを活用した愛知県教育委員会の次世代ICT教育基盤を構築し、教職員の働き方改革・教育DX推進と情報セキュリティの両立を実現しました。構築した環境は、2025年1月から稼働しています。

■背景
 社会全体でのデジタル化が進む中、教職員の長時間労働や業務の非効率性、地域間の学力差といった課題を解消し、教育の質を向上させる手段として、ICTツールの有用性が各所で論じられております。
 愛知県でも、「あいちの教育ビジョン 2025-第四次愛知県教育振興基本計画-」を推進するにあたり、子供たちの学ぶ環境の変革、教職員の働く環境の見直しなど、ICTを活用した新たな教育環境の整備が課題となっていました。



[画像1]https://digitalpr.jp/simg/173/109979/700_394_202505161640216826ebe5b2332.png



<全体構成イメージ図>



■本件の概要
 パブリッククラウドサービスの積極的な活用により、従来の「境界分離型セキュリティ」と「アクセス制御型セキュリティ(ゼロトラストモデル)」それぞれのメリットを活かした、愛知県教育委員会独自の「ハイブリッドモデル」で、教職員の働き方改革・教育DXの推進と高度な情報セキュリティを実現しました。また、当社独自の運用ポータル導入により、ICT担当者の運用コスト・負荷低減を達成しました。

・クラウド型仮想デスクトップで教職員の業務を効率化
 愛知県立学校の教職員が使うICT環境は、境界分離型セキュリティに則り、成績管理などの個人情報を扱う「校務系」と、インターネットに接続する「校務外部接続系」の大きく2つのネットワークで構成されています。教職員は2台の端末を使い分け、それぞれのネットワークに接続する構成となっていたため、使い分けの手間や、校務系業務を行うために職員室と教室の行き来が発生する非効率さが、教職員の業務負荷となっていました。そこで、クラウド型仮想デスクトップサービスを採用することによって、時期や時間により稼働台数を制御することでコストを抑えつつ端末を1台に集約し、業務効率化と負荷軽減を実現しました。

・ゼロトラストでロケーションフリーな働き方を実現
 これまでの教職員の端末を用いた業務は学校内に限定されており、課外授業や出張先など学校外では実施できない環境となっていました。今回のシステム更新にあたり、場所にとらわれない柔軟でセキュアな働き方をするため、ゼロトラストの要素を取り入れました。
 校務系業務は学校内のみに限定しつつ、それ以外のインターネット利用やメール送受信、グループウェアなどの業務は場所の制限から開放し、どこからでも一貫したセキュリティを担保できるよう、アクセス制御型の業務環境を構築しました。クラウドプロキシによるコンテンツフィルタリングや端末管理、EDRなどのクラウドサービス型のセキュリティ対策を施し、インターネット上の脅威や紛失時などの情報流出防止の対策を行いました。これにより、ロケーションフリーな働き方と高セキュリティを実現しました。 

・ファイル暗号化とアクセス制御で情報の安全性を確保
 教育現場ではクラウドサービスの利用が進んだことにより、校務外部接続系で、ドリル学習や採点システムなど、成績情報に該当するデータを扱うようになっています。これにより、チャットやメール、ファイル共有システムなど、インターネットを通じてファイル共有をする際に、生徒や外部関係者に機微情報を誤って共有してしまうリスクがあります。
 そこで、ファイル暗号化とアクセス制御のソリューションを活用し、教員端末で作成されたファイルには自動でラベルを付与することで、誤って外部へファイルを共有してしまった場合でも、愛知県教育委員会のテナントに所属する教職員アカウントでないと、閲覧できないよう制御をかけました。この仕組みにより、校務外部接続系でも重要度の高い情報を安全に扱えるようになりました。

・運用保守ポータル「Growcx」で運用負荷を低減
 システムやネットワークに関する各学校から教育委員会への申請や問い合わせは、学校ICT担当者からのフリーフォーマットでのメールが中心であることから、問い合わせの手間や、やりとりが煩雑で対応完了までに時間を要する状況でした。
 そこで、当社独自の運用保守ポータル「Growcx」にて、頻度の高い問い合わせや申請をメニュー化・フォーム化することで、記載漏れ等による対応遅延を防ぎ回答速度の向上を図ります。また、過去の問い合わせ情報・ICTツール等の利用マニュアル・教育委員会からの通知文・FAQなどをポータルサイトに集約することで、「ナレッジセンター」として機能させました。問い合わせ件数自体を低減させ、運用における業務負荷低減とコスト削減を両立させています。

■今後の展望
 本件にて整備した教育基盤は、将来のクラウド&ゼロトラストへの完全移行を視野に入れた基盤整備として位置づけられます。今後の運用を通して、教育現場に合わせた教育DX・教職員の業務負荷低減を継続的に追求し、教育現場をはじめとする地域社会のICTインフラ高度化の実現に向け、技術力や知見を提供してまいります。

■愛知県教育委員会 ICT教育推進課 稲葉様からのコメント
 大変困難なプロジェクトでしたが、終始安心してネットワンシステムズ様にお任せすることができました。教育委員会はプロジェクト期間中、数多くの意思決定が求められます。しかし、必ずしも意思決定に必要な高度なテクノロジー等の知見すべてを持ち合わせていません。ネットワンシステムズ様には複数の解決案を分かりやすく提示いただき、我々の判断が誤らないよう大いに助けていただきました。
 また、本件は大規模システムのため、他課が導入しているシステムや他業者との調整も少なくありません。都度適切に助言を頂くことで、誤解やストレスなく関係各所と調整を進めることができました。長期間のプロジェクトにおいては諸事情から教育委員会側の当初方針を変更することがあります。その影響の検証や変更に適したソリューションを短期間で実現する技術力や柔軟性にも感心させられました。各校への周知時期や内容についても気軽に相談でき、プロジェクト終了後の運用面でも引き続き全面的に信頼しているパートナーです。

ネットワンシステムズ株式会社について
ネットワンシステムズ株式会社は、優れた技術力と価値を見極める能力を持ち合わせるICTの目利き集団として、その利活用を通じ、社会価値と経済価値を創出するサービスを提供することで持続可能な社会への貢献に取り組む企業です。常に世界の最先端技術動向を見極め、その組み合わせを検証して具現化するとともに、自社内で実践することで利活用ノウハウも併せてお届けしています。

※記載されている社名や製品名は、各社の商標または登録商標です

記事提供:Digital PR Platform

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