東京工芸大学 アニメーション学科学生が制作に参加したCMが2024 64th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS賞で入賞
東京工芸大学
東京工芸大学(所在地:東京都中野区/以下、同大)芸術学部アニメーション学科学生たちが制作に参加したアニメーション「TOTOトイレ川柳20回記念 1(ワン)ロールシアター」が、2024 64th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS、フィルムクラフト部門で入賞作品に選ばれた。
このアニメーションは、2024年6月17日(月)からTOTO株式会社公式Webサイトで公開されている。
ACC TOKYO CREATIVITY AWARDSは、一般社団法人 ACCが主催し、テレビ、ラジオCMの質的向上を目的に、あらゆる領域におけるクリエイティブを対象としたアワード。日本最大級のアワードとしても広く認知されており、クリエイティブ業界で活躍する関係者の大きな目標となっている。
入賞作品に選ばれた「TOTOトイレ川柳20回記念 1(ワン)ロールシアター」は、TOTO株式会社が主催する「TOTOトイレ川柳」20回目の募集開始記念として制作されたアニメーション。このアニメーションは、日常や家族の生活が詠まれた過去の句を使用してアニメートされた原画を元に、同大芸術学部アニメーション学科の山中研究室所属の学生を中心とした14名と山中准教授が、トイレットペーパーに1コマ1コマ手描きし、制作した。描画作業は2024年5月31日(金)~6月1日(土)の2日間、同大中野キャンパス2号館アニメーション学科の研究室で行われた。それをコマ撮りしたトイレットペーパー1ロール(約110m)分に描かれたイラストは、原画600枚相当になる。
参加した学生からは「滲むのが難しかった」「破れていたトイレットペーパーがあったが、破れた部分も味になった」との感想があった。
アニメーションは、2024年6月17日(月)からTOTO株式会社公式Webサイトで公開されている。また、制作時の様子を収めたメイキング映像も同時公開され、学生たちの制作に込めた思いやこだわりを知ることができる。
■2024 64th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS
URL:
https://www.acc-awards.com/festival/2024fes_result/film_craft.html
■「TOTOトイレ川柳」関連記事
【URL】
https://jp.toto.com/knowledge/useful/senryu/top/
(TOTOトイレ川柳)
https://jp.toto.com/company/press/2024_06_17_02/
(時代を反映したトイレ川柳、今年で20回目)
https://www.t-kougei.ac.jp/activity/pr/uploads/2024/07/kougei_totosenryu2024.pdf
(東京工芸大学 アニメーション学科学生がTOTOトイレ川柳20回記念アニメーションの制作に参加)
■描画を担当したアニメーション学科参加者一覧
3年:駒崎鈴美香、池上優也、井上莉多、尾嶋倖、XU WANYU、周シン旭、白井陽人、高尾陽太郎、ファンク空、山下優季、吉田菜々美、鈴木伶奈、佐藤維
4年:ZHONG JIAHENG
教員:山中幸生准教授
■東京工芸大学 芸術学部 アニメーション学科
同大アニメーション学科は、日本の4年制大学で初めてのアニメーション学科として誕生。同学科は、アニメーションを作る「制作分野」と、学問としてアニメーション研究を行う「研究分野」の2つを併せ持つ。制作分野は、従来のテレビや映画産業にとどまらず、次世代のアニメーションに関連するさまざまな分野で活躍できる人材の育成を目指している。研究分野では、世の中にあるアニメーション作品を客観的に評論、制作過程の文化的側面などを明らかにし、学術的にアニメーションを研究する。
■東京工芸大学
東京工芸大学は1923(大正12)年に創設された「小西寫眞(写真)専門学校」を前身とし、創設当初からテクノロジーとアートを融合した無限の可能性を追究し続けてきた。2023年に創立100周年を迎えた。
URL:
https://www.t-kougei.ac.jp/
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