【京都 蔦屋書店】フレデリック・デービスの個展「Nebulous」を6月24日(火)より開催。夜の気配や感覚を抽象化し探求する。
カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC ART LAB)

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《The Gudgeon Pool》117×91cm 油彩、パネル 2023年
京都 蔦屋書店(京都市下京区 京都髙島屋 S.C.[T8]5F・6F)では、フレデリック・デービスの個展「Nebulous」を、2025年6月24日(火)~7月14日(月)の期間に開催します。
特集ページ|
https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/47447-1740340521.html
概要
フレデリック・デービスは1995年イギリス・ロンドン生まれ、現在は京都を拠点に活動するアーティストです。幼少期に見た景色や記憶、特に夜の気配や感覚を探求した抽象画を制作しています。光と影の微妙な移り変わりや曖昧な輪郭、静寂の中に潜むエネルギーなど、空気のように捉えがたい瞬間を、絵画の中に描きとどめようとしています。
本展は、「かたち」ではなく「雰囲気」そのものを捉えることに焦点を当てた試みです。作家が感じ取った温度や、目に見えぬ感覚を視覚言語として丁寧に紡ぎ出し、京都の夜を記録した作品を展示します。液状の絵具を幾重にも流し重ねることで、時間の堆積や感情の濃度を表しています。まるで日記のような存在だという作品には、作家自身が温かな夜に散歩した時間や、眠れぬ夜に浮かび上がる断片的な思考が沈殿しています。
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《Mag Mell》72.5×61cm、油彩,キャンバス、2025年
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《Breeze Over the River》72.5×61cm、油彩,キャンバス、2025年
アーティストステートメント
そもそも、夜の空気というものはとても儚いものだ。
少年時代に見ていた夜の風景は、絶え間ない街の発展とともに、静かに姿を消しつつある。
だからこそ、まだ夜がそこにあるうちに、その気配を描き留めたい。
子どもの頃は暗闇を恐れていた。
けれど今となっては暗闇の静けさが安堵を与えてくれる。
その静けさを、私は絵の中に注ぎ込みたい。
私にとって絵画とは、小さなオアシスである。
まるで、夜の駐車場で灯りがつくった水たまりのような。
不安を抱え、道に迷い、あるいは自分を見失った人たちに、
静かに沁み入る空気を描きたい。
嫌なことは、やがてみな暗闇の中へと溶けていく。
太陽が昇るまでのあいだ、私たちは別の世界を通り抜ける。
ただ、その休息もまた、影のように儚いものなのだけれど。
フレデリック・デービス
アーティストプロフィール
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フレデリック・デービス / Freddie Davies
2022 京都芸術大学大学院芸術研究科美術工芸領域油画科 修了。
2017 オックスフォード・ブルックス大学美術学部 ファインアート学科 卒業。
展覧会
Two man show (2024, Atelier de Micché, Kyoto)
38th Kyoto Art Festival: Visual Arts, International Exchange & Exhibition (2024, Kyoto Municipal Art Museum Annex, Kyoto)
'Round Midnight (2023, solo exhibition, Media Shop, Kyoto)
KUA Graduation Show (2022, Gallery Aube, Kyoto)
待合室 (2021, Hotel Anteroom Naha, Okinawa)
SPURT (2021, Gallery Aube, Kyoto)
HOP (2020, Gallery Aube, Kyoto)
Gorm's Grove (2017, solo exhibition, Modern Art Oxford)
Carbon (2017, Oxford)
受賞
2019~2022文部科学省国費奨学金
モダン・アート・オックスフォードプラットフォーム・プログラム
2015 アート・イン・アクションニューカマープライズ
販売について
会場展示作品は、6月24日(火)10:00より販売します。
アートのECプラットフォーム「OIL by 美術手帖」では、2025年6月 30日(月)10:00~7月20日(日)20:00の期間に販売します。
https://oil.bijutsutecho.com/gallery/1131
※プレセールスの状況により会期開始前に販売が終了することがあります。
展示詳細
フレデリック・デービス「Nebulous」
会期|2025年6月24日(火)~7月14日(月)
時間|10:00~20:00 ※最終日のみ17時閉場
会場|京都 蔦屋書店 6F アートウォール
主催|京都 蔦屋書店
入場|無料
お問い合わせ|075-606-4525(営業時間内)/kyoto.info@ttclifestyle.co.jp
特集ページ|
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京都 蔦屋書店
京都髙島屋S.C.[T8]5・6階に位置する京都 蔦屋書店は、全フロアを通じてアートと⽂化の「伝統と最先端」が共振する場です。芸術分野を広く取り扱う約6万冊の書籍と、⽇常のアートピースとなるような⽂具・⼯芸品のほか、フロア内に点在するアートスペースでは、注⽬の現代アート作品を展⽰。店頭と合わせてECサイトでもご案内いたします。約120席あるSHARE LOUNGEでは、カフェや仕事場、イベントスペースとして、居⼼地の良い空間を提供します。
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CCCアートラボは、企画会社カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社の中で「アートがある生活」の提案をする企画集団です。わたしたちは「アートがある生活」の提案を通じて、アートを身近にし、誰かの人生をより幸せにすること、より良い社会をつくることに貢献したいと考えています。これまで行ってきた、店舗企画やアートメディア、商品開発やイベントプロデュースなど、長年の実業経験を通して培った知見をもとに、わたしたちだからできるアプローチで企画提案をします。
https://www.ccc-artlab.jp/
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本件に関するお問合わせ先
カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社
CCCアートラボ事業部 広報担当:⽊下
メールアドレス:cccal.dm@ccc.co.jp
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