関東学院大学シンポジウム 「ヨコハマから未来へ。」 ~日本文化を世界へ~ 開催のお知らせ
関東学院大学

関東学院大学(本部:横浜市金沢区学長:小山嚴也)では、2023年に「知の交流拠点」として開校した横浜・関内キャンパスにおいて、各界で活躍されている方をお招きし、シンポジウムを定期開催しています。
今回のテーマは、生誕100年を迎えた「三島由紀夫」。三島由紀夫が遺した作品は日本が世界に誇るべきもの。そんな観点から「文学」と「戯曲」にフォーカス。様々な角度から意見交換し、三島作品から浮かび上がってくる、三島由紀夫が見据えた日本の形、そして、日本のあるべき未来について語り合います。
お招きするのは、演出家の宮本亞門氏と作家の佐藤優氏。数々の三島作品を演出してきた宮本氏にはその創作への想い、佐藤氏には作家、神学者の立場から、文学、神学としての批評など、多角的な論点を用意して、意見交換を図っていただきます。
そんな二人を迎えるのは、文芸評論家であり、関東学院大学教授の富岡幸一郎氏。三島由紀夫研究に心血を注いできた富岡氏ならではのアプローチで、三島作品を論じます。
永遠の三島由紀夫を語るトークセッション、どうぞご注目ください。
■主催: 関東学院大学
■開催日時: 2025年10月20日(月) 開場 17時30分 開演 18時(入場無料)
■開催場所: 関東学院大学横浜・関内キャンパステンネー記念ホール
(横浜市中区万代町1-1 JR・横浜市営地下鉄関内駅より徒歩2分)
【シンポジウム参加者略歴】
・宮本亞門(演出家)
2004年、東洋人初の演出家として、オンブロードウェイにて『太平洋序曲』を上演し、同作は「トニー賞4部門」にノミネート。ミュージカル、ストレートプレイ、オペラ、歌舞伎などジャンルを問わず幅広く作品を手掛ける。三島由紀夫作品としてはオペラとして『金閣寺』『午後の曳航』を上演。ストレートプレイでは『金閣寺』『ライ王のテラス』を上演し、来年1月には『サド侯爵夫人』を演出予定。
・佐藤優(作家・元外交官)
1985年外務省入省。2002年に背任と偽計業務妨害容疑で逮捕され、東京拘置所に512日間勾留される。2005年、自らの逮捕の経緯と裏側を綴った『国家の罠ー外務省のラスプーチンと呼ばれて』を上梓し、「毎日出版文化賞特別賞」を受賞。以降、『自壊する帝国』で「新潮ドキュメント賞」と「大宅壮ーノンフィクション賞」を受賞するなど、広範な執筆活動を展開していく。2020年にはその功績が認められ、「菊池寛賞」を受賞。
・富岡幸一郎(関東学院大学 国際文化学部教授・文芸評論家)
1979年『意識の暗室埴谷雄高と三島由紀夫』で使徒、「第22回群像新人文学賞評論部門」を21歳で受賞。以後、そのキャリアを生かし、文芸評論家として活躍。代表作に『内村鑑三』、『使徒的人間カール・バルト』『入門三島由紀夫 文武両道の哲学』等があり、佐藤優氏との共著としては『〈危機〉の正体』『危機の日本史 近代日本150年を読み解く』の2冊がある。2024年には『ビジネスエリートのための教養としての文豪』を上梓。神奈川近代文学館理事も務める。
【開催趣旨】
関東学院大学の源流となる横浜バプテスト神学校が横浜・山手に創立されて今年で141年。キリスト教に根差したグローバルな視点を交えつつ、地域と共生して暮らし、学び、生きる、持続的社会としての未来を見据えていくことをシンポジウム開催の趣旨としています。
▼本件に関する問い合わせ先
広報課
丸山 のどか
住所:横浜市金沢区六浦東1-50-1
TEL:045-786-7049
メール:kouhou@kanto-gakuin.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/

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