【銀座 蔦屋書店】多様な生命の営みを描く美術家、大和美緒初の作品集『いのちのじかん』刊行記念展を11月1日(土)より開催。
カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC ART LAB)

銀座 蔦屋書店(東京都 中央区 GINZA SIX 6F)では、大和美緒の作品集『いのちのじかん』の刊行を記念した展覧会を、2025年11月1日(土)~11月19日(水)の期間に店内アートスペースFOAM CONTEMPORARYにて開催します。
特集ページ|
https://store.tsite.jp/ginza/event/art/50458-1206111010.html
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MIO YAMATO,《RED DOT 115》2025, oil on cavas,1818×2273×50, Photo : Junpei Takahashi
概要
大和美緒は、2015年に京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)大学院を修了し、京都を拠点に活動を続けている美術家です。点(ドット)や曲線を自らの手で反復しながら、生命の気配や運動によるエネルギーを想起させる作品を手掛けています。近年は京都にスタジオを構え、他者との協働を通して“個の時間”だけでなく、多様な生命が関わり合う“生命の時間”を描こうとしています。
11月には、初めての作品集『いのちのじかん』を刊行。同タイトルを冠した本展では、作品集にも収録されている「DOT」シリーズと「under my skin」シリーズを展示します。
「DOT」シリーズは、画面の端から1列ずつ描いた無数のドットと、手作業によって生じる揺らぎやズレといった偶然性によって構成された作品で、時間の経過を表現しながら自然の摂理を可視化しようとしています。「under my skin」シリーズは、顕微鏡で観察した血液細胞の動きから着想を得て、ミクロな世界の時の流れや営みを表現した作品で、いずれも大和の代表的な作品群として知られています。
会場では、平面作品に加えて展示空間の中で歌うように音を奏でるインスタレーション作品《singing soil》も公開します。
「いのちのじかん」展に寄せて
生きているって、一体どういうことなのだろう。
私たちは、与えられた命を生きているという状況において平等だ。そして、誰しも例外なく死を迎えるということにおいても。この強烈な事実と折り合いをつけながら、日々を生きている。
「いのちのじかん」というコンセプトは 2つの個人的な経験から始まっている。
まずはじめに義母との死別。そして 私の身体に病気が見つかったということ。徐々に血管が狭くなってゆくというものだ。
事実として私もあなたも、個として生きられる時間には限りがある。だからこそ全ての時間、全ての存在がかけがえなく、等しく尊い。
そして同時に私たちはもう一つの時間を生きている。個人を超えた「生命の時間」だ。生命を繋ぐ営みに終わりはない。人と人とが関わり合いながら、そして環境や自然と関わり合いながら、大勢で、世代を超えて紡いでゆく時間。これはどんな時も未来に向かって進む、永遠の営み。私たちは同時に2つの「いのちのじかん」を生きている。
大和美緒
作品集『いのちのじかん』について
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身体の揺らぎが表出する「RED DOT」、血液をモチーフとした「under my skin」、息を吹き込んで描く「BREATH」、地層や年輪を思わせる「LINE」など、作家を代表するシリーズ約75点を収録した初の作品集。恩師と仰ぐ、名和晃平との特別対談を収めた小冊子付き。
『いのちのじかんーThe Time of Existenceー』
本体価格|7,500円+税
仕様|A 4変型判、192ページ(8ページの小冊子付き)
発売日|11月中旬予定
※11月1日(土)より銀座 蔦屋書店にて先行発売
展覧会開催に合わせて100部限定の特別版作品集も販売
特別版作品集には、「under my skin」シリーズの新作描き下ろし小作品100種の中から1点が付属。100種すべてが一点もののオリジナル作品です。それぞれに「個の生命」が描かれた小作品は、集まることで「100点で1つの生命の景色」を表現しています。この集合体としての展示風景は、作品集にも収録され、展覧会会場でもその風景が再現されます。
『いのちのじかん』数量限定特別版作品集
販売価格|137,500円(税込)
内容|作品集(通常版と同じ)+小作品1点
限定数|100
※小作品の絵柄は選べません
10月31日より、 アートのECプラットフォーム「OIL」にて抽選販売の申し込みを開始します。
販売ページは後日下記にてご案内します。
特集ページ|
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MIO YAMATO, under my skin,2025, acrylic on panel,Photo : Hyogo Mugyuda
プロフィール
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大和美緒
1990年 滋賀県生まれ
2013年 京都造形芸術大学芸術学部美術工芸学科洋画コース総合造形 卒業
2015年 京都造形芸術大学大学院芸術研究科芸術表現専攻修士課程総合造形領域 修了
2015年より京都府を拠点に活動中
主な個展
2025年「花が咲くということ」(IDOCHA KYOTO /京都)
2025年「私はつながっている 花と土と風と 100万年の営みと そして あなたと」anonymous bldg. /東京)
2025年「Under my skin」 THEO /ソウル、韓国)
2024年「今日生きることを 選びつづける私たちへ」(京都 蔦屋書店 /京都)
2023年「呼吸する星 / The Breathing Star」(Heather Gaudio Fine Art /コネチカット、アメリカ)
2023年「呼吸する星」(JBIG meets Art gallery /東京)
2021年「BLAZING IN A SEA OF LOVE」(VISIONARIUM THREE SHIBUYA /東京)
2021年「BLAZING IN A SEA OF LOVE」(THREE AOYAMA /東京)
2019年「project N74 大和美緒」(東京オペラシティ アートギャラリー/東京)
主なグループ展
2025年 SMoAコレクションⅠ期「コレクションに橋をわたす」( 滋賀県立美術館 /滋賀)
2024年「Under Forty」(SAENGER Galería /メキシコシティ、メキシコ)
2024年 SMoA コレクション -女性作家特集-(滋賀県立美術館 / 滋賀)
2024年「ACTIVATE ART+KOGEI ―HAGAKURE(葉隠) 自由と情熱―」(佐賀大学美術館 /佐賀)
2024年「東 京都 展 The Echoes of East Kyoto」(WHAT CAFE /東京)
2024年「Observation」(YUKIKOMIZUTANI /東京)
2023年度第4期コレクション展(愛知県美術館 /愛知)
2022年「Centre-Empty -中空の行方-」(両足院 / 京都)
2022年「young okazaki vol.2」(MtK Contemporary Art /京都)
2022年 千島土地コレクション「TIDE –潮流が形になるとき–」(kagoo /大阪)
2021年「TOMO KOIZUMI × EMILIO PUCCI CAPSULE COLLECTION特別展示会」(BA-TSU ART GALLERY /東京)
2021年「Up _ 01」(銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM /東京)
2020年「STEAM THINKING -未来を創るアート京都からの挑戦 国際アートコンペティション スタートアップ展」( 京都市京セラ美術館 本館 南回廊2階 /京都)
2020年「KYOTO STEAM 2020 国際アートコンペティション スタートアップ展」(京都市京セラ美術館 東山キューブ / 京都)
作品販売について
展示作品は、会場でのエントリー販売となります。
エントリー期間|11月1日(土)11:00~11月2日(日)19:00
※プレセールスの状況により会期開始前に販売が終了することがあります。
展示詳細
大和美緒初作品集『いのちのじかん』刊行記念展
会期|2025年11月1日(土)~11月19日(水)
時間|11:00~19:00 ※最終日は18:00までとなります。
※11月1日(土)は、トークイベント(16:00~17:00)とオープニングレセプション(17:30~19:00)を開催します。
定休日|月曜日 ※11月3日(祝・月)も含む
会場|FOAM CONTEMPORARY
入場|無料
主催|銀座 蔦屋書店
協力|COHJU
トークイベントについて
日程|11月1日(土)16:00~17:00
登壇者|大和美緒、塚田萌菜美(Art Consultant)
定員|20名程度
参加費|無料
会場|FOAM CONTEMPORARY
参加方法|事前予約制、申込の詳細は後日下記ページにてご案内します。
特集ページ|
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FOAM CONTEMPORARY
柔軟な企画内容をイメージする〈液体(LIQUID)〉と、従来のホワイトキューブとしての設備を完備した空間〈個体(SOLID)〉を掛け合わせ、中間的な様態“FOAM”という名のもと、⽇本のアートシーンを多⾓的に映し出す表現空間。
時代のアクチュアリティーに寄り添いながら、ライフサイクルを超えたところにあるアートの価値や醍醐味を探求、醸成する表現空間として、キャリアや年齢を問わず注⽬すべき様々なアーティストを紹介していきます。
Instagram|
https://www.instagram.com/foamcontemporary/
銀座 蔦屋書店
本を介してアートと⽇本⽂化と暮らしをつなぎ、「アートのある暮らし」を提案します。
住所|〒104-0061 東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 6F
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CCCアートラボ
CCCアートラボは、企画会社カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社の中で「アートがある生活」の提案をする企画集団です。わたしたちは「アートがある生活」の提案を通じて、アートを身近にし、誰かの人生をより幸せにすること、より良い社会をつくることに貢献したいと考えています。これまで行ってきた、店舗企画やアートメディア、商品開発やイベントプロデュースなど、長年の実業経験を通して培った知見をもとに、わたしたちだからできるアプローチで企画提案をします。
https://www.ccc-artlab.jp/
本件に関するお問合わせ先
カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社
CCCアートラボ事業部 広報担当:⽊下
メールアドレス:cccal.dm@ccc.co.jp




記事提供:Digital PR Platform