「Re:soil」より、植物や自然由来のUV・LEDの光で固まるネイルチップ用接着剤を2025年12月22日に販売開始
2025年12月17日

脱炭素、カーボンニュートラル社会構築のため最先端技術の環境エネルギー分野の研究開発に取り組むGSアライアンス株式会社の梅本 弘俊工学博士、森 良平工学博士は、UVやLEDの光で固まるネイルチップ用接着剤を開発しました。2025年12月22日に、同社の新ブランドである「Re:soil」の製品として販売予定です。
環境に優しい植物由来の原料を用いたネイルチップ用の接着剤、グルー
「Re:soil」は、世の中の全ての石油、化石燃料由来の材料を植物、天然バイオマス由来に置き換える、という開発概念で研究開発を進める化学会社であるGSアライアンスの製品群の中における、化粧品の登録商標です。
代表取締役である森 良平博士(工学)の執筆した上記の開発概念は、英国王立化学会の科学論文誌 RSC Sustainabilityの表紙にも掲載されました。
Replacing all petroleum-based chemical products with natural biomass-based chemical products: a tutorial review - RSC Sustainability (RSC Publishing)
同社はこれまで植物天然バイオマス生分解性樹脂、天然コーティング材料、天然塗料などを開発しており、その技術をネイルコスメに応用しました。
この度、成分が環境に優しい植物由来の原料を用いたネイルチップ用の接着剤、グルーを開発しました。UVやLEDランプで固まるタイプのものです。
この植物バイオマス由来の接着剤を爪に塗り、ネイルチップを載せ、ネイルチップを通してUVやLEDランプをあてて固まらせます。光が接着剤にあたる必要があるので、ネイルチップは透明か、少なくとも半透明である必要があります。
同社の植物由来の生分解性樹脂製ネイルチップを使えば、接着剤、グルー、ネイルチップなど全て植物由来となります。最近、このようなUVやLEDランプで固めるタイプのネイルチップ用接着剤が市場に出てきていると思いますが、それが植物由来の成分で作られたものは世界初です(自社調べ)。
植物バイオマス度は22-30%です。
市販のネイルチップ用接着剤には、シアノアクリレートを主成分としている製品もあり、人によっては呼吸器系の問題が起きたり、皮膚に付着すると刺激やカブレを起こすこともあります。
また固まる際に条件によっては化学反応が急激に進み、硬化熱が発生することがあるため、火傷をする恐れもあります。
これ対し本製品は、植物由来の材料を用いて、急激な化学反応熱も抑制しているため、刺激、カブレ、火傷の恐れが軽減されます。さらに、爪に直接触れる製品であるため、化粧品グレードであり、TPOフリーのグレードも開発しています。
同社は他にも、ネイルポリッシュ、ベースコート、除光液、希釈液、さらにマニキュア瓶の蓋や、ジェルネイルの容器なども全て植物、オーガニック由来の成分で作っており、上述した全ての石油由来の製品を植物、オーガニック由来の材料で作るという、同社の開発概念に基づいたネイルコスメ製品群を開発しています。
(出典元の情報/画像より一部抜粋)
(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)
出典:
プレスリリース
記事提供:WomanApps|