【玉川大学出版部】美と科学が融合する1冊、長谷川政美・黒田清子著 『ジョン・グールド鳥類図譜でたどる鳥の進化』を6月に刊行
玉川大学

玉川大学出版部(所在地:東京都町田市、代表者:小原芳明)は、6月20日(土)、『ジョン・グールド鳥類図譜でたどる鳥の進化』(著者:長谷川政美・黒田清子)を刊行いたします。
その数、1万種ともいわれる鳥類。
形態、色彩、生活の仕方など実に多様な鳥類がこの地球上で生きています。
では、鳥類はどのようにして多様な進化を遂げたのでしょうか。
本書は、21世紀に入って急速に発展したDNA塩基配列の情報を使った分子生物学の最新成果を19世紀イギリスのヴィクトリア朝時代に花開いた博物画を用いて表現したものです。
1つの共通祖先からの進化によって多様な鳥類が生まれたことを、ジョン・グールド鳥類図譜を用いた系統樹曼荼羅で示しています。
前半には大量のカラー図版を、後半には図版を元にした詳細な解説を収録。
進化生物学の大家・長谷川政美氏と『ジョン・グールド鳥類図譜総覧』の著者であり玉川大学教育博物館外来研究員を務める黒田清子氏の共作によるグールド鳥類図譜を用いた系統樹曼荼羅は、どれだけ見ても飽きることのない美しさと興味深さを備えています。
19世紀の美と21世紀の科学が融合した、知と芸術の1冊といえるでしょう。
◆ 本書の特徴
・最新の研究成果を踏まえた鳥の進化の過程を系統樹曼荼羅というかたちで視覚化
・B4判、上製の豪華大型本
・前半には大量のカラー図版、後半には図版を基にした詳細な解説を収録
◆ 著者プロフィール
長谷川政美(はせがわ まさみ)
東北大学理学部物理学科卒。名古屋大学大学院理学研究科博士課程中退。理学博士(東京大学)。統計数理研究所教授、総合研究大学院大学教授、東京大学大学院理学系研究科教授、中国復旦大学生命科学学院教授を歴任。現在、統計数理研究所、総合研究大学院大学名誉教授。1975年頃から分子系統樹解析法に関する研究を行う。主な研究業績に“Dating of the human–ape splitting by a molecular clock of mitochondrial DNA”(共著、J. Mol. Evol., 1985)、“Rodent polyphyly?”(共著、Nature, 1992)、“Phylogeny mandalas for illustrating the Tree of Life”(Mol. Phylogenet. Evol., 2017)、主な著書に『進化38億年の偶然と必然』(国書刊行会、2020)、『進化生物学者、身近な生きものの起源をたどる』(ベレ出版、2023)がある。
黒田清子(くろだ さやこ)
1992年学習院大学文学部国文学科卒業後、山階鳥類研究所非常勤研究助手、1998年から2005年まで同研究所非常勤研究員。2009年から玉川大学教育博物館外来研究員、2012年山階鳥類研究所客員研究員、2017年同研究所フェロー、現在に至る。主な研究業績として「赤坂御用地鳥類調査(1986年9月–2001年12月)」(共著、山階鳥類学雑誌、2004)、「皇居におけるカワセミの繁殖(2009–2013)」(共著、国立科学博物館専報、2014)などがある。主な著書・論文に『ジョン・グールド鳥類図譜総覧』(玉川大学出版部、2005)、“Phylogeny mandalas of birds using the lithographs of John Gould’s folio bird books”(共著、Mol. Phylogenet. Evol., 2017)など。
◆目次
系統樹曼荼羅(カラー図版)
第1章 ジョン・グールドと鳥類図譜
第2章 分子系統学と系統樹曼荼羅
第3章 鳥類全体の進化
第4章 それぞれの目のなかの進化
第5章 図版に描かれた植物
引用文献
学名索引
和名索引
◆商品概要
書 名:『ジョン・グールド鳥類図譜でたどる鳥の進化』
著 者:長谷川 政美 黒田 清子
発売予定日:2026年6月29日
判 型:B4判
ページ数:264ページ
定 価:16,500円(本体15,000円+税)
ISBN:978-4-472-40648-5
発 行:玉川大学出版部
『ジョン・グールド鳥類図譜でたどる鳥の進化』に関する詳細はこちら
https://www.tamagawa-up.jp/book/b10169552.html
<玉川大学出版部>
玉川学園の創設(1929年)と同時に「玉川学園出版部」として発足しました。その前身は1923年設立のイデア書院に遡ることができ、設立100周年をむかえました。現在の名称「玉川大学出版部」となったのは、1947年の旧制玉川大学発足時です。
1932年、日本で初めて子ども向けの百科辞典『児童百科大辞典』(全30巻)を刊行。このあとも百科辞典を精力的に出版、2016年から2019年に、『玉川百科 こども博物誌』全12巻を刊行しました。
1982年からは、『大学教授法入門』を皮切りに、大学教育の現在・過去・未来を考える「高等教育シリーズ」の刊行を開始、現在まで187点を刊行しています。また、日本高等教育学会と科学技術社会論学会の学会誌の編集・発行もおこなっています。そして、幼稚部から大学院までをひとつのキャンパスに擁する玉川学園の出版部という特色を生かし、大学出版部のなかで児童書を出す版元として、子どもと本の関係を考え、教育絵本、学習読物、教養図鑑を刊行しています。
また、学園機関誌『全人』(月刊)を発行し、玉川学園の広報活動の一端を担っています。
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