京都芸術センター×ロームシアター京都 U35 創造⽀援プログラム“KIPPU”│AAF戯曲賞大賞後、初の新作公演 うさぎの喘ギ『なみだ、となり』
公益財団法人 京都市芸術文化協会

京都芸術センター(京都市中京区)は、ロームシアター京都と共同で実施するU35創造支援プログラム「KIPPU」において、関西を拠点に活動する劇団「うさぎの喘ギ」の第12回公演『なみだ、となり』を、2026年12月25日(金)から27日(日)まで、ロームシアター京都ノースホールにて上演します。第23回AAF戯曲賞大賞を受賞した『いみいみ』以来、初となる書き下ろし新作公演。亡くなった祖父を前に涙を流せなかったという作家自身の体験を起点に、「実感の喪失」と他者とのつながりを描く作品です。
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作家自身の祖父との経験を起点に、「実感の喪失」と他者とのつながりを問い直す
「KIPPU」は、京都芸術センターとロームシアター京都が協働し、U35の若手アーティストを対象に、創作から発表までを支援するプログラムです。京都芸術センターの制作室を創作拠点として提供するとともに、ロームシアター京都 ノースホールでの公演機会を設け、作品の規模や活動の幅を広げる新たな挑戦を支援しています。
今回の採択アーティストである「うさぎの喘ギ」は、2017年の旗揚げ以来、関西を拠点に活動。「現代人の実感の喪失」をテーマに、実験的な演出と繊細なテキストを組み合わせた作品を発表してきました。代表作『いみいみ』では、第23回AAF戯曲賞大賞を受賞しています。
本作は、作家自身の亡くなった祖父との経験を出発点に、他者への無関心が広がる現代社会を問い直す演劇作品。舞台上で睡眠を行うレクチャーパフォーマンス『睡眠のパフォーマンス(実演)』の創作経験を生かし、舞台上で祖父のことを考えながら眠りにつく主人公の姿が、病床の祖父と重なっていくという演出に挑戦します。また、メタファー(隠喩)とメトニミー(換喩)の違いに着目。メタファーを支える類似性と、メトニミーを支える隣接性には、それぞれ異なる分断を乗り越える力がある(と同時に、分断を生み出してしまう力もある)と考え、その両方を意識的に用いることで、観客が分断を再び「私たちの課題」とし捉え直す契機を生み、新たな対話を拓くことを目指します。
公演概要
公演名:京都芸術センター×ロームシアター京都 U35 創造⽀援プログラム“KIPPU”うさぎの喘ギ 第 12 回公演『なみだ、となり』
日時:2026 年 12 月 25 日(金)〜27 日(日)
12 月 25 日(金) 19:30
12 月 26 日(土) 13:00★/17:00
12 月 27 日(日) 13:00/16:30
※受付開始は開演 40 分前、開場は開演 30 分前を予定。日時指定、全自由席。
★アフタートーク実施。未就学児のご来場はご遠慮ください。
会場:ロームシアター京都 ノースホール(〒606-8342 京都市左京区岡崎最勝寺町13)
作・演出:泉宗良
出演:黒木陽子、蛭田絵里香、保井岳太、吉田凪詐
スタッフ:演出助手: 渡辺嵩宗 舞台監督: 村田瞳子 照明: 魚森理恵
音響: 佐藤武紀 宣伝美術: 泉宗良 当日運営: 渡邉裕史 制作: 阪田愛子
WEBページ:
https://www.kac.or.jp/events/kippu-20260822/
料金:⼀般前売3,150円(学生は通常価格)
チケット取扱窓口:・CoRich舞台芸術!(
https://ticket.corich.jp/apply/481402/当日精算のみ)
・ロームシアター京都チケットカウンター(TEL 075-746-3201)
・京都コンサートホールチケットカウンター(TEL 075-711-3231)
・ロームシアター京都オンラインチケット(
https://www.s2.e-get.jp/kyoto/pt/
24 時間購入可・要事前登録)
・英語オンラインチケット(
https://www.s2.e-get.jp/kyoto/pt/?E=1)
主 催:うさぎの喘ギ
共 催:京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会)、ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、京都市
協 力:劇団衛星、ユニット美人、白いたんぽぽ、ペイント・タレント、青少年の煮干し、合同会社 nochi、ソノノチ
うさぎの喘ギ
2017年旗揚げ。関西を中心に活動。「現代人の実感の喪失」をテーマに、実験的・前衛的でありながら、どこかノスタルジックな作品の創作・発表を行う。⽣活に潜む、「感じなかったことにした痛みや悲しみ」に着目した繊細なテキストと、観客に思考を促す挑戦的な演出の掛け合わせによるユニークな観劇体験を特徴とする。近年の主な作品に『いみいみ』(第23回AAF戯曲賞⼤賞受賞)、『演劇RTAハムレット』、『睡眠のパフォーマンス(実演)』等。
京都芸術センター×ロームシアター京都U35 創造⽀援プログラム“KIPPU”
若手アーティストの発掘と育成を目的に、京都芸術センターとロームシアター京都が協働して行う創作支援プログラム。本プログラムでは、創作に専念できるスタジオ(京都芸術センター 制作室)と、舞台設備・技術の備わった劇場(ロームシアター京都ノースホール)での公演機会を提供することで、作品サイズや活動フィールドの拡大等に挑戦するアーティストを支援し、新たな才能が京都から国内外へ羽ばたくことを期待しています。
「京都芸術センター×ロームシアター京都U35 創造⽀援プログラム“KIPPU」のこれまで
2025年度: 幻灯劇場 餓鬼の断食 トレモロ
2024年度: プロトテアトル Dr.Holiday Laboratory
2023年度: 劇団不労社 PANCETTA
2022年度: 空間現代 努力クラブ
2021年度: 福井裕孝 敷地理
2020年度: 中川裕貴 シラカン スペースノットブランク
2019年度: お寿司 オル太
2018年度: ブルーエゴナク 安住の地 akakilike
京都芸術センター
京都芸術センターは、芸術文化の振興を目的に2000年4月に開設されました。若い世代を含む多様な芸術家の制作支援を軸に、芸術文化に関する情報発信や、芸術家と市民の交流促進に取り組んでいます。芸術家が創作活動を行い、その成果を発表するための制作室の提供をはじめ、展覧会、演劇、ダンス、音楽、伝統芸能などの公演やワークショップを実施。芸術家の発掘・育成や伝統芸能の継承、国内外の芸術家を受け入れるアーティスト・イン・レジデンス事業にも力を注いでいます。これらの活動を通じ、京都における都市文化創造の拠点として、芸術の新たな価値を社会に開く場づくりを進めています。
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京都芸術センター外観 ©高野友実
本件に関するお問合わせ先
京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会) TEL:075-213-1000、E-mail:pr@kac.or.jp
関連リンク
ロームシアター京都×京都芸術センター U35創造支援プログラム‟KIPPU”うさぎの喘ギ『なみだ、となり』
https://www.kac.or.jp/events/kippu-20260822/

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