和牛関係団体が鹿児島県西之表市内の子供達へ牛肉を寄付
西之表市役所経済観光課
2024年11月9日(土)、鹿児島県西之表市(にしのおもてし)にて和牛生産関係団体から古田校区へ「西之表市生まれの黒毛和牛」の寄附が行われ、地元の子供達を対象とした食事会が実施されました。
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食事会(1)
この取り組みは、本年度から西之表市内各地区で行われているものです。きっかけは市内の子供食堂から「物価高騰で肉を購入できず野菜だけのカレーを提供している」という話を畜産関係者が聞いたことが始まりです。この話を聞き、和牛生産関係団体が中心となって子供達へ牛肉の寄附をすることを決め、物価高騰や子供の貧困格差による十分な食事が摂れなかったり栄養が偏ったりする社会問題解決の一助となればという想いで取り組まれています。今後も市内の各校区にて順次実施していく予定です。
地元で生まれた黒毛和牛を食べた子供達からは「お肉がとてもおいしかったからまた食べたいです」「もっとたくさんの人に食べてもらいたい」「とてもおいしくてたくさん食べれました」と高評価の声をいただいただけでなく、「牛さんを育ててくれてありがとうございます」「がんばって牛をそだててください。ぼくが食べます。」「休みのない大変なお仕事だとおもいます。とてもおいしかったです。これからもお仕事がんばってください」と畜産関係者への応援のメッセージもみられました。
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食事会(2)
■「西之表市生まれの黒毛和牛」について
全国の和牛王座を決定する「全国和牛能力共進会」にて2大会連続「和牛日本一」の栄光を獲得した鹿児島県。鹿児島黒牛は歴史が古く、全国でいち早く畜産試験場が設置され、おいしい牛肉づくりの研究が開始しました。改良に改良を重ねて生まれたのが鹿児島黒牛であり、その在来種の一つが種子島牛と言われています。現在でも種子島では牛の繁殖が盛んに行われおり、和牛日本一である鹿児島県内で開催される鹿児島県肉牛枝肉共進会では、種子島・西之表市の牛は上位入賞をしています。
種子島で生まれた黒毛和牛の子牛は評価が高く、県内や全国の肥育農家のもと名だたるブランド牛となっているのです。
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西之表市生まれの黒毛和牛
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