米の価格高騰で、女性の約3割が白米を食べる頻度減少 代わりにうどん・パスタ・パンを食べる頻度が増加 最新レポート「メニューからみた食卓調査2025《番外編》」を発表
株式会社日本能率協会総合研究所

株式会社日本能率協会総合研究所(東京都港区・代表取締役社長:譲原 正昭)は、全国に居住する20~69歳の既婚女性および単身世帯女性を対象として「メニュー」と「食卓」をテーマとした自主企画調査を実施しました。この調査は当社が実施してご好評をいただいている「メニューからみた食卓調査」の番外編として、世界のメニューの食卓への登場手段や米の価格高騰による食卓の変化、常備缶詰や食の新サービス等、番外編ならではの調査項目を多数盛り込みました。本調査レポートは有償にて販売していますので、詳細は最下段をご参照ください。また、今回は調査結果の一部を抜粋してご案内いたします。
(『メニューからみた食卓調査2025《番外編》』
https://www.jmar.biz/report2/menu2025_spinoff/ )
画像1:
https://www.atpress.ne.jp/releases/560086/LL_img_560086_6.png
「メニューからみた食卓調査2025《番外編》」
■調査結果のポイント紹介
> 20~60代女性の3割が、白米の喫食頻度が「減少」
> 米の価格高騰により、「うどん」「パスタ」等の麺類は自宅で食べる機会が増加
> 女性の8割半が「食事の準備にかける時間や手間をできるだけ減らしたい」
> 作ることが面倒なおかず第1位は「コロッケ」
> 手作りしたことがある世界のメニューは「チヂミ」「ナムル」と韓国料理が上位
■調査概要
調査名 : メニューからみた食卓調査2025《番外編》
※今回のリリースでは、上記調査の中に収録されている調査結果の
一部を抜粋してご紹介致します。
調査期間: 2025年7月11日(金)~2025年7月17日(木)
調査対象: 全国に居住する20~69歳の既婚及び単身世帯の女性
調査方法: インターネット調査
回答者数: 2,000サンプル
※年代・エリアの母集団人口構成比に準拠してサンプル回収を実施
詳細URL :
https://www.jmar.biz/report2/menu2025_spinoff/
【調査結果1】20~60代女性の3割が、白米の喫食頻度が「減少」
米の価格高騰により、1年前と比べて自宅で白米を食べる頻度が変化したかどうかを確認したところ、20~60代女性の3割が白米の喫食頻度が減少し、30~60代の約6割は変わらないと回答。
既婚女性と単身世帯女性で比較すると、単身世帯女性のほうが3割半減少とやや高い。
Q. 米の価格高騰により、1年前と比べて自宅で「白米」を食べる頻度に変化はありますか?(単一回答)
画像2:
https://www.atpress.ne.jp/releases/560086/LL_img_560086_1.png
図表1
【調査結果2】米の価格高騰により、「うどん」「パスタ」等の麺類は自宅で食べる機会が増加
米の価格高騰により、家庭で食べる機会が増えた食品を確認したところ、「うどん」26.9%、「パスタ」24.5%、「食パン・食事パン(ロールパン等)」21.6%と、いずれも2割を超えていた。年代別でみると、あまり大きな差はないものの30~50代は「うどん」が3割に近くやや高い。
なお、「アメリカ米・カリフォルニア米」等の海外の米は、5.0%を下回りわずかだった。
今回上位にあがった食品は、今後米の価格が高騰し続けた場合に、代替される食品と言えるだろう。
Q. 米の価格高騰により、ご家庭で食べる機会が増えたものはありますか?(複数回答)
画像3:
https://www.atpress.ne.jp/releases/560086/LL_img_560086_2.png
図表2
【調査結果3】女性の8割半が「食事の準備にかける時間や手間をできるだけ減らしたい」
「食事の準備にかける時間や手間をできるだけ減らしたい」という“時短志向”に対して、「はい」「どちらかといえば、はい」「どちらかといえば、いいえ」「いいえ」の4つの選択肢で回答を求めたところ、「はい」「どちらかといえば、はい」を合わせた「時短志向」派は、女性の8割半が該当した。20~60代いずれの年代も8割を超えており、既婚女性と単身世帯女性でも同程度。
ただし「はい」の割合でみると、単身世帯女性は4割強、既婚女性は3割半と、単身世帯女性のほうが時短志向が強い。
Q. 次にあげる質問に、「はい」~「いいえ」であてはまるものを選んでください。(単一回答)
画像4:
https://www.atpress.ne.jp/releases/560086/LL_img_560086_3.png
図表3
【調査結果4】作ることが面倒なおかず第1位は「コロッケ」
作ることが面倒だと思われているおかずメニューは「コロッケ」が6割強で1位だった。
(※なお、質問の際には、「加工食品を使うことも想定に含む」、と注釈を添えた。)
次いで、「ロールキャベツ」「天ぷら」「エビフライ」「アジフライ」が5割台で続く。
いずれも揚げ物や、工程が少し面倒で時間がかかるメニューが上位にあがる。
なお、1割を下回る所謂面倒がられないおかずメニューは「野菜炒め」「卵焼き」「しょうが焼き」であった。
Q. あなたが普段作るか作らないか問わず、作ることが面倒だと感じるメニューをお答えください。(複数回答)
※「ルウや〇〇の素」等の加工食品を使う場合も含めてお考え下さい。
冷凍食品やレトルト、買ってきた惣菜等をそのまま食卓に出す場合は除いて、あくまで食材を切る等の調理行動を伴うメニューとしてお考え下さい。
画像5:
https://www.atpress.ne.jp/releases/560086/LL_img_560086_4.png
図表4
【調査結果5】手作りしたことがある世界のメニューは「チヂミ」「ナムル」と韓国料理が上位
120以上ある世界の料理メニューの中で、手作りしたことがあるメニューとして上位に挙がったメニューは、20~60代いずれの年代でも「チヂミ」が1位、「ナムル」が2位と、韓国料理メニューが上位だった。年代別で傾向をみると、20~30代は上位に韓国料理メニューがあがり、年代があがると「ラタトゥイユ」「パエリア」など欧米料理メニューが上位にあがるようになる。
ただしいずれも手作り率は高くなく、30代の「チヂミ」が約3割で最も高い。
Q. 自宅で、手作りしたことがあるメニューは?(複数回答)
(シーズニングスパイスのみを使用する場合は、「手作り」とお考え下さい。)
画像6:
https://www.atpress.ne.jp/releases/560086/LL_img_560086_5.png
図表5
― 本レポートについて ―
今回のリリースでご紹介した『メニューからみた食卓調査2025《番外編》』は有償にて販売しています。本リリースではご紹介できなかったその他の世界のメニューの食卓への登場手段や使いきれずムダにしてしまう食材、常備している市販品・加工食品等幅広いトピックを有償版では多数掲載しています。詳しくは下記までお問い合わせくださいますよう、お願い申し上げます。また、既婚女性を対象とした『メニューからみた食卓調査2024』や単身世帯男女を対象とした『メニューからみた食卓調査2024《単身世帯編》』も類似調査として実施しています。
※本リリースに関するお問い合わせにつきましても、下記までお願い申し上げます。
【レポート販売のご案内】
■アウトプット
『メニューからみた食卓調査2025《番外編》』
(1)調査報告書:PDFファイル
(2)集計データ(単純集計表・クロス集計表一式/ローデータ):Excelファイル
◆集計表にないクロス集計をご希望の際は、オーダーメイド集計にて承ります。
【都度お見積りさせていただきます】
※当社は、本調査をご購入いただいた企業(法人・個人)以外には、成果物を提供いたしません。ただし、本調査を告知するための限定的な利用、及び発刊から一定期間経過後はこの限りではありません。
※本調査の成果物のご利用はご購入いただいた企業(法人・個人)の内部でのご利用のみに限らせていただきます。
■調査購入のご案内
・定価370,000円(税別)・MDBメンバー価格340,000円(税別)
【お問い合せ先】
株式会社日本能率協会総合研究所 経営・マーケティング研究部
〒105-0011東京都港区芝公園3-1-22
担当 : 山口、荒木
TEL : 03-3578-7607
FAX : 03-3432-0109
Email:
info_mlmc@jmar.co.jp
本件引用の際は、お手数ですが、上記あて掲載紙をご送付ください。
詳細はこちら



記事提供:@Press