セゾン情報システムズ、 障がい者向けコミュニケーション支援アプリ 「Homer」を提供開始
2019年12月28日
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株式会社セゾン情報システムズは、2019年入社の新人研修において、最優秀に選出されたコミュニケーション支援アプリ「Homer(ホーマー)」をApp StoreおよびGoogle Playにて12月19日より提供開始した。
コミュニケーション支援が必要な子供の親が対象のアプリ
身体・知的・精神に障がいを抱える人は、963万5,000人(複数の障がいを併せ持つ人もあり)にもおよび、国民のおよそ7.6%が何らかの困難を感じていることになる。
平成24年度の744万3,000人と比較すると219万2,000人も増加している。また、施設ではなく在宅している割合が80%で、平成24年度の63.9%より16.1%も増加している。
「Homer」アプリ開発のきっかけは、文章を読むことが苦手な(難読症や識字障がい)友人が身近にいるメンバーからの提案であるという。
対象者は、コミュニケーション支援が必要な子供の親、または介助者。配布方法は、App StoreとGoogle Playより無料配布。
操作方法は、音声またはキーボードにより、伝えたいメッセージを入力する。次に対応するカードが表示されるので、対象の子供に見せることで意思を伝える。
補助機能としてイラスト変更機能がある。表示されたイラストが複数ある場合、変更をすることが可能となる。また、Myカード作成機能では、オリジナルのカードを作成することが可能。
今後は、第2弾として、新たな機能を追加したバージョンアップを予定している。 (慶尾六郎)
記事提供:障害者雇用インフォメーション|