障がい者に特化した人財紹介サービス登場
2018年03月04日
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世界最大の人財サービス企業であるアデコグループの日本法人で、総合人事・人財サービスを展開するアデコ株式会社の人財紹介事業ブランドであるSpring転職エージェントは、障がい者に特化した人財紹介サービス「Springソーシャル・パートナーズ」を開始した。
障がい者の法定雇用率の達成は多くの企業で課題に
現在、障害者雇用促進法では、民間企業の事業主に対し、常時雇用する従業員の一定割合以上の障がい者を雇用することを義務付けている。
この法定雇用率が、2018年4月より、現行の2.0%から2.2%へと引き上げられる。しかし、2017年の法定雇用率達成企業の割合は50.0%であり、法定雇用率の達成は多くの企業で継続的な課題となっている。
Spring転職エージェントは、まず首都圏で「Springソーシャル・パートナーズ」を提供し、2018年末までに精神障がい者を中心に100人の障がい者の就業を支援することを目指す。
また、将来的には、障がい者が活躍できる職場づくりを進めるための顧客企業へのコンサルティングや、アデコ社内でのトレーニング期間を経た人財を紹介することも計画している。
障がい者が活躍するための職場づくり
アデコは特例子会社であるアデコビジネスサポートの運営を通じ、精神障がい者をはじめとした障がい者を多数雇用しており、障がいを持った方のニーズを理解するとともに、障がい者が活躍するための職場づくりに関するノウハウを蓄積しているという。
Springは「Springソーシャル・パートナーズ」の提供にあたり、アデコビジネスサポートと緊密に連携することで、障がいを持った人財と障がい者の採用を望む企業の双方をサポートする。
(慶尾六郎)
記事提供:障害者雇用インフォメーション|