福祉施設で障がい者や高齢者がマグネシウム電池を組み立てる「Blue Bird Project」
2016年12月20日
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クラウドファンディングで支援者を募るプロジェクト
マグネシウム電池開発、製造を行う株式会社アンバーが、2016年12月15日(木)からクラウドファンディングサービス「READYFOR」で、次世代電池と福祉施設がコラボレーションできる仕組みである「Blue Bird Project」をスタートさせた。
障がい者や高齢者が組み立てるシステム
このプロジェクトは 同社が持つ独自のマグネシウム電池技術を応用して、安全でしかも簡易に生産できる技術を開発。障がい者施設や高齢者といった社会的にハンデキャップのある人たちに組み立ててもらい、創る喜び、働く喜び、社会と関わり生きる喜びを感じてもらうという全く新しい生産スタイルを打ち出している。このプロジェクトで働くことが地域社会への自立支援につながるという仕組みだ。
優れた商品が支援者にリターンされる
プロジェクトで製作する商品は、次世代マグネシウム電池「Mg Power Cell」。この電池は従来のマンガン電池やアルカリ電池に含まれる強アルカリ性の電解液が液漏れなどで害を及ぼすことを憂慮し、マグネシウム電池にすることで安全性を高めた商品だ。
また従来のマグネシウム電池の構造に独自の触媒を混入することによって電気エネルギーを効率よく取り出せ、このマグネシウム電池1本で、単4電池約3本分のパワーを持っている。そして10CCの水分(真水、お茶、ジュースでもOK)で使用することのできる備蓄性も兼ね備えている。
一口3000円から支援を受け付け、支援者にはランタンやマグネシウム電池といったリターンがある。プロジェクトは2017年2月13日23時締め切り。目標金額の100万円に達した場合のみ、プロジェクト成立となる。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社アンバーのプレスリリース(ValuePress!)
https://www.value-press.com/pressrelease/175305
記事提供:障害者雇用インフォメーション|