OKIワークウェル、今度は「第9回ワークライフバランス大賞」優秀賞に輝く
2016年12月19日

障がい者雇用の取り組みがさまざまな場所で評価を受ける
OKIグループの特例子会社、OKIワークウェルが、2016年11月に受けた「テレワーク推進企業等厚生労働大臣表彰(輝くテレワーク賞)」特別奨励賞に続き、公益財団法人日本生産性本部「ワークライフバランス推進会議」の「第9回ワークライフバランス大賞」優秀賞を受賞。2016年12月13日(火)に東京都のKKRホテル東京での表彰式に臨み、パネルディスカッションで会社の取り組みについて紹介した。
勤務困難な重度障がい者のために完全在宅勤務制度導入
この賞は、ワークライフバランスを推進するための先進的、積極的な活動を表彰し、各界での取り組みを盛んにする目的で2008年から行われているものだ。
今回は働く個人を応援する組織の取り組みを表彰。OKIワークウェルが実施している、完全在宅勤務制度導入、そして通勤が困難な重度障がい者の就労機会と社会参加を後押しする取り組みが評価された。
高度なITスキルを取得した重度障がい者が活躍
同社は高度なITスキルがある重度障がい者がホームページ作成やイラスト、デザイン制作などを在宅勤務で行っている。同社は早くから在宅勤務制度導入、独自で開発したコミュニケーションシステムを使い、全国18都府県の重度障がい者40数名が在宅業務での仕事に従事している。
就労機会がほぼなく、社会参加は難しいという課題を持つ重度肢体障がい者の最も大きな壁となる通勤という問題を、通勤不要な完全在宅勤務制度を構築することで克服した功績は素晴らしいものだ。
また今回は、肢体不自由特別支援学校の生徒のキャリア形成を支援するための出前授業実施も評価されている。同社は今後も、在宅雇用のさらなる拡大に向けさまざまな取り組みを進めていくという。
(画像は株式会社沖ワークウェルホームページより)
▼外部リンク
株式会社沖ワークウェル、沖電気工業株式会社のプレスリリース
http://www.oki.com/jp/press/2016/12/z16059.html株式会社沖ワークウェル
http://www.okiworkwel.co.jp/
記事提供:障害者雇用インフォメーション|