障がい者の賃金を上げ社会的自立につなげる。ありがとうショップがギフトブックを販売
2016年11月27日
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福祉施設で働く
障がい者の賃金アップ・自立支援をめざし活動しているありがとうショップ(運営・株式会社タビマップ)。就労継続支援B型事業所など福祉施設で働く障がい者は、最低賃金の保障さえない現状がある。こうした人たちの所得を上げ、社会的自立につなげるにはどうしたらよいか。寄付や補助金に頼るのではなく、仕事を創出し、クオリティの高い商品を広範囲に販売する。それがありがとうショップだ。
障がい施設のギフトブックを販売
今回、ありがとうショップでは、日本で初めて障がい者施設のギフトブック1,350円の販売をスタートさせた。この試みも障がい者の給与を上げるための活動の一環。ギフトブックから、ギフトを選んで商品を購入することで、障がい者施設で働く障がい者の賃金貢献になる仕組みになっている。
ギフトブックには、北海道から沖縄まで、全国の福祉施設の人たちが集めた商品を、1日1商品掲載。商品には発達障がい者当事者でもある同ショップ経営者の砂長美んさんが考えたメッセージが添えられており、一言日めくりのようになっている。
ご当地の名産品が続々登場
2016年11月1日(火)にプロジェクトがスタート。現在60以上の施設が参加、参加施設は引き続き募集している。掲載商品は商品は食べ物から花まで31種類。宮古島の野菜や静岡の人参ジュースなど産地から直送で送ってもらえる商品となっている。またインターネットからクレジット決済も可能だ。ギフトブックの購入、問い合わせはウエブ、フェイスブック、メールで。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社タビマップのプレスリリース
http://www.dreamnews.jp/press/0000143193/ありがとうショップ
http://www.arigatoshop.jp
記事提供:障害者雇用インフォメーション|