味の素が障がい者雇用拡大に向けて子会社「味の素みらい」を設立
2016年11月14日
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味の素株式会社が障がい者雇用に特化した子会社を設立
味の素株式会社は、障がい者が活躍できる場を広げるため2016年11月4日(金)に、障がい者雇用に特化した子会社である、味の素みらい株式会社を設立した。
特例子会社の認定を申請予定
同社の東京都港区にある味の素グループ高輪研修センター内に会社を置き、建物・工場敷地など事業所の清掃や資料セット、データ入力といったオフィス関連サポート業務事業などを行う予定で、2017年4月1日から業務をスタートする。また味の素みらいは2017年度に障害者雇用促進法に定められた特例子会社の認定を申請する予定だ。
同社は今までにも毎年数名の障がい者を雇用、各々の活躍を後押ししてきた実績を持つ。今後は味の素みらいにおいて身体障がい者に加え、知的障がい者の雇用を拡大、着実にそして継続的に障がい者雇用を推進する。
味の素みらいは同社が90%、株式会社味の素コミュニケーションズが10%出資しており、スタート時は8名程度の知的障がい者を採用、その後2023年には約20名の障がい者雇用をめざすという。
人数拡大だけではなく働きやすい環境をつくる
また能力開発という視点を強化し、活躍の場をさらに拡大、障がい当事者が働きやすく、会社や延いては社会への貢献を自覚できる会社にしていきたいという。こうした障がい者雇用推進も含め、同社ではダイバーシティを進める方針。
▼外部リンク
味の素株式会社のプレスリリース
http://www.ajinomoto.com/
記事提供:障害者雇用インフォメーション|