三重県で高次脳機能障がい者の就労について考えるセミナーを開催
2016年11月08日
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後天性の高次脳機能障がいとは
三重県では、2016年11月23日(水)に高次脳機能障がいセミナー「高次脳機能障がい者の就労を考える」を開催する。高次脳機能障がいは、交通事故や脳卒中などにより脳に損傷を受け、それが原因で日常生活や社会生活に支障が出るようになる障がいのことだ。周囲からは外見からではわかりにくい障がいゆえに、別名「見えない障がい」とも呼ばれ、職場などでも症状が理解されず働きづらくなることがあるという。
高次脳機能障がい者の就労問題
今回は、テーマを「高次脳機能障がい者の就労を考える」とし、当事者をはじめその家族、医療関係者、障がい福祉関係者、行政、企業、就労支援機関、高次脳機能障がい者就労に関心がある人を対象に高次脳機能障がいについて学んでいく。
プログラムは東京慈恵会医科大学附属第三病院リハビリテーション科教授の渡邉修氏による基調講演「高次脳機能障がいの基礎と就労支援」。厚生労働省三重労働局職業安定部職業対策課による「三重県の障がい者雇用状況」の報告を行う。
高次脳機能障がい者雇用優良事業所に対する表彰も
また高次脳機能障がい者の雇用ならびに職域拡大や職場定着の促進、そして雇用への理解を深めるため、「高次脳機能障がい者雇用優良事業所に対する表彰」も併せて行い、これまでの活動を賞するほか、優良事業所に選出された株式会社赤福と日産プリンス三重販売株式会社U-cars鈴鹿から就労場面での具体的な取り組みを紹介してもらう。
時間は13時30分から16時まで。場所は三重県総合文化センター レセプションルーム。定員100名(申し込み先着順)で参加費は無料。希望者は参加申込書をFAXで。問い合わせ、申込先は三重県身体障害者総合福祉センターまで。
▼外部リンク
高次脳機能障がいセミナー「高次脳機能障がい者の就労を考える」を開催します
http://www.pref.mie.lg.jp/TOPICS/m0016100030.htm案内チラシ
http://www.pref.mie.lg.jp/common/content/000664012.pdf
記事提供:障害者雇用インフォメーション|