大和ハウスグループの特例子会社が「平成28年度障害者雇用職場改善好事例」優秀賞に
2016年09月16日
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障害者雇用職場改善好事例優秀賞2度めの受賞
大和ハウスグループの大和ライフネクスト株式会社の特例子会社、大和ライフプラス株式会社が、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構が募集した「平成28年度障害者雇用職場改善好事例」の優秀賞を受賞した。同社の受賞は2013年度に続き、2回めとなる。
大和ハウスグループの特例子会社
大和ライフプラスは、障がい者雇用のさらなる安定を図るために、2011年2月に設立した同社の特例子会社で2016年9月1日時点で社員数は49名、そのうち障がい者は 46名だ。業務は文書・図面などの電子化、印刷・製本とコピーサービス、事務処理全般を行っている。
設立当初から、障がい当事者ひとりひとりにとって負担にならない、いわばオーダーメイドの就業環境整備を推進してきた。今回の受賞は、障がい特性を念頭に置きながら、配置転換や支援について細かな対応がされていること。また支援機関を有効に活用しながら、採用から職場定着、さらに休職者の職場復帰に至るまで個人個人の特性に配慮した雇用の取り組みをしているということが評価された。
「ワークシェア体制」や「支援体制」
同社の取り組み例としては、1つの業務を工程ごとに分け、社員がより適正の高い工程を担当。欠勤時も業務がストップしない。個人で仕事を抱え込むことなく、負担を分散できるといったメリットがある「ワークシェア体制」。
さらにワークシェア体制を支える仕組みとして、ホワイトボードで業務の進ちょく状況がわかる「見える化」や、毎日チーム全員と情報共有を、朝夕に実施。
ほかリーダー職、管理職全員が障害者職業生活相談員の資格を持っており、定期面談や適時の相談対応で、職場定着につなげ、課題整理や不安軽減の役割を果たす「支援体制」も実施している。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
大和ハウス工業株式会社のプレスリリース(PR TIMES)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000689.000002296.html
記事提供:障害者雇用インフォメーション|