OKIワークウェルと株式会社北陸人材ネットが協業、在宅ワークのインターシップを実施
2016年09月12日
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OKIグループの特例子会社がインターシップに協力
OKIグループの特例子会社OKIワークウェルが、株式会社北陸人材ネットと北陸地区の大学生向け在宅勤務インターンシップで協業を行った。
北陸人材ネットは「北陸をもっと元気に!」をスローガンに掲げ、北陸地方を中心に展開している人材紹介会社で同社の山本社長は、金沢大学の就職支援室長にも就任し、北陸の人々と企業の縁をつなぐための多彩な活動を行っている。
早くから在宅勤務制度を導入
OKIワークウェルは、障がい者雇用専門の会社で、高度なITスキルを備えた重度障がい者がその能力を発揮できるよう、在宅勤務という形でホームページの作成、イラストデザインなどを行っている。
同社は在宅勤務制度を早い段階で導入し、現在では全国約20都府県の重度障がい者40名が同社独自開発のコミュニケーションシステムを使い、在宅で仕事をしている。この制度が評価され、2015年度総務省の「テレワーク先駆者百選」に選出されている。
在宅勤務のインターシップで学生が学んだ後、発表会も
協業の第一弾となる今回は、2016年8月23日から30日の8日間、金沢の大学生2名が、夏季休暇を利用しOKIワークウェルの在宅勤務制度を体験できるインターンシップを実施。
参加した2名はテレワークの基礎を学んだ後で、OKIワークウェルの在宅勤務社員に話を聞く、また仕事の打ち合わせや定例会に参加するなど実際の在宅勤務をリアル体験することで、在宅勤務の現状、そして課題に対する理解を深めた。インターシップ最終日には現状人材不足が課題である北陸地区にあったテレワークスタイルを提案する発表会を行った。
北陸人材ネットとOKIワークウェルは、今後も北陸をもっと元気にするためのインターンシップなどによる人材活用への支援活動を続けていくという。
▼外部リンク
株式会社北陸人材ネット 株式会社沖ワークウェル 沖電気工業株式会社のプレスリリース
http://www.oki.com/jp/press/2016/09/z16031.html
記事提供:障害者雇用インフォメーション|