グリーの特例子会社が障害者雇用職場改善好事例募集の優秀賞に
2016年09月11日
グリーの特例子会社、グリービジネスオペレーションズ
グリー株式会社が、障がい者が働きやすい環境をつくり、雇用の促進と安定を図るために設立、2012年5月には特例子会社の認定を受けたグリービジネスオペレーションズ株式会社。同社はグリーグループ各社に向けてのBPO（ビジネス・プロセス・アウトソーシング）事業を担っている。そして障がい当事者が自身の能力を最大限に活かせるように、また仕事を通し成長できるための環境や仕組みづくりを進めている。
早くから精神・発達障がい者の雇用を推進
2016年4月1日から施行された障害者差別解消法、合理的配慮の提供義務の規定や2018年4月1日から法定雇用率の算定基礎の対象に、新たに精神障がい者が追加されることを踏まえ、同社では、早い段階から積極的に精神・発達障がい者の雇用を進めている。
それぞれの障がい特性に配慮した適正な業務配置や自分の席以外でも業務ができる専用の集中スペースや、発達障がい特性に多い過集中による心身疲労を軽減するための休憩室の設置。そのほかオリジナルの研修制度や代表取締役と定期的に個人面談の時間を設けるなど、ハード、ソフト両面で社員への配慮、定着のための努力を行っていた。
障害者雇用職場改善好事例募集の優秀賞に
こうした姿勢、雇用結果が評価され、同社は独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構主催、厚生労働省後援の「障害者雇用職場改善好事例募集」において優秀賞を受賞した。同社では今後とも、障がい者の社会進出への壁を取り除く取り組み、すなわちワーキング・バリアフリーの実現とその強化を続け、一億総活躍社会を体現できる会社を目指すという。
（画像はプレスリリースより）
▼外部リンク
グリー株式会社のニュースリリース
http://corp.gree.net/jp/ja/news/press/2016/0907-01.html
記事提供：障害者雇用インフォメーション｜
