アルケア、社員2名がリオパラリンピック日本代表に選出!壮行会を開催
2016年08月22日
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リオパラリンピック代表2名を激励
医療、福祉、健康分野における機器、材料を開発、製造、販売を手がけるアルケア株式会社が、2016年9月から開催されるリオ2016パラリンピック競技大会の日本代表選手に選出が決定したアルケア社員2名の壮行会を開催した。
障がい者アスリートを雇用し競技支援
同社は医療機器や医療用材料のメーカーということで、企業理念に「健康で豊かな医療福祉社会の実現」を掲げており、そのうちの施策のひとつとして、障がい者アスリートの競技支援を行っている。
現在は北薗新光選手と山田敦子選手の2名が社員として在籍しており、両選手の支援を通し、広く社会に向けて夢と希望を提供することをめざし、障がいが持ちつつも世界で戦う両選手を、同社は今後も応援し続けていくという。
北薗選手は、1991年兵庫県生まれ。幼少期から柔道を始め、柔道強豪校で鍛錬を積むが、大学進学時の検査で網膜色素変性症と判明し以降視覚障がい者柔道に転向。2015年全日本視覚障がい者柔道大会では81kg級金メダルで3連覇。2016年リオ2016パラリンピック競技大会日本代表候補選考大会73kg級で優勝。
山田選手は1974年広島県生まれ。生後まもなく左眼が「先天性白内障」と診断、3度手術を受けるが失明。自身の障がい経験をもとに医学の道を志す。大学院で研究中、視力低下が進み研究活動を断念。2011年には右眼視力も低下し視覚障がい者1級に。2012年からトライアスロンを始め、2016年世界トライアスロンペンリス大会PT5女子の部2位。
社員代表を派遣、現地で応援団として活動
壮行会では両選手に社員からの激励メッセージ入りの国旗を手渡し、社員500名が熱いエールを送った。なお社内公募で選ばれた4名の社員を現地応援団として派遣するという。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
アルケア株式会社のニュースリリース
http://www.alcare.co.jp/PDF/160816.pdf
記事提供:障害者雇用インフォメーション|