障がい者があたりまえに働ける。ATARIMAEプロジェクトにMONKEY MAJIKが賛同
2016年07月25日

障がい者雇用の停滞の原因は心のバリア
近年、障がい者雇用が注目され、その数は増加しているものの法律で義務付けられている法定雇用率を満たしている企業の割合は全体の半数に留まっている。
こうした状況は障がい者の働く意欲や能力が低いことに起因するものではなく、それよりも雇用を受け入れる企業や一般の人の、偏見や無関心が引き起こす、つまり障がい者の働く機会を妨げるものは心のバリアであるという。
バリアを取り払うATARIMAEプロジェクトの活動
こうした考えから社会的な課題を解決するため、2008年に発足したのが一般財団法人ATARIMAEプロジェクト(事務局運営会社・株式会社FVP)による「~障がい者があたりまえにはたらけるニッポンへ~ATARIMAEプロジェクト」だ。
あたりまえな社会を表現する映像「FOREVER」
今回はATARIMAEプロジェクトの活動に賛同したミュージシャンのMONKEY MAJIK(モンキーマジック)、映像クリエーターYELLOW BRAIN(イエローブレイン)が、あたりまえな社会を表現する映像「FOREVER」を製作した。
出演、歌は300名のあたりまえな社会を作る人々。障がい者もそうでない人も皆で歌うことがソーシャル・インクルージョンの風景をあらわしている。映像を担当したYELLOW BRAINの丹下紘希氏は、以前からATARIMAEプロジェクトの障がい者が働く職場を取材しているクロストークの映像ディレクターでもあり、日頃からこのプロジェクトに参加している氏の思いが伝わる映像になっている。
「FOREVER」の映像は、テレビやインターネットなどさまざまなメディアで見ることができる。障がい者の働くことへの理解を深めるために、企業内で視聴するのもおすすめの映像となっている。
▼外部リンク
MONKEY MAJIK × ATARIMAE PROJECT
http://www.atarimae.jp/atarimae_majik/ATARIMAEプロジェクト
http://www.atarimae.jp
記事提供:障害者雇用インフォメーション|