コンビニエンスストアと福祉事業所が提携した新しいタイプの店舗がグランドオープン
2016年07月25日
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コンビニエンスストアと福祉サービスの事業所が提携
広島県広島市に本社を置く株式会社ポプラが、福祉サービス事業会社のフェスティーナレンテ株式会社とフランチャイズ契約を取り結び、初の取り組みとして障がい者が店舗スタッフとして運営を行う「ポプラAプラス療育センター店」を東京都板橋区の心身障害児総合医療療育センター内に2016年7月21日(木)にグランドオープンした。
お互いの専門性を活かし店舗を運営
店舗の主な特徴としては店舗スタッフは障がい者スタッフが中心となり運営し、フェスティーナレンテ社の職業指導員が常駐して運営指導やサポートを行う。運営は、ポプラのコンビニエンス運営ノウハウとフェスティーナレンテ社の能力開発ノウハウを合わせ、障がい者スタッフが仕事をしやすい作業手順やレイアウトを実施。
また店舗を利用する人の快適に利用できるよう、店内通路幅は車いすなどがスムーズに行き来ができるスペースを確保、品揃えなども療育センターに入院している患者や保護者、病院スタッフの意見を積極的に取り入れるなど、病院内の店舗としての配慮に努める。
2社の取り組みはこれからのビジネスモデルに
ポプラは、近年障がい当事者の働く意欲が高まっていることを受けて、障がい者支援事業者と協力し合い、次世代のコンビニエンスモデル構築に取り組んでいる。
一方のフェスティーナレンテは、一般企業への就職が難しい障がい者の就労支援を行い、企業での職場定着を実現し、延いては経済的自立を目標にさまざまな角度から就労支援事業を行っている事業所だ。
今後もポプラとフェスティーナレンテは、双方の専門性を活かして特例子会社などの業務創出や、CSR型コンビニエンスを検討している企業へ新しい形のコンビニエンスモデルを提案していくという。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社ポプラのニュースリリース
http://www.poplar-cvs.co.jp/ir/pdf/index/2016/news
記事提供:障害者雇用インフォメーション|