ヤフー株式会社、本社移転をきっかけに従業員が働きやすい環境を整備
2016年06月24日
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東京本社移転に伴うさまざまな制度導入
ヤフー株式会社(Yahoo! JAPAN)では、東京本社の移転に際し9月から本社勤務の全従業員5691名を対象に「従業員の机を不規則に配置したフリーアドレス制」を導入した。
職場環境を整え、新しいアイデア創出へ
これは社内調査で机を不規則に配置したレイアウトにすると、従業員の動線がジグザグとなって、これまでの配置と比べ、コミュニケーション量が約2倍に増えるという結果が出たことから導入されたもの。
フリーアドレス制にすることで従業員同士のコミュニケーションを促進し、それぞれの個性や才能、情報共有ができる機会を増やして、新しい発想ができる環境を整える。
ほか移転完了時から社外の方も利用できる「コワーキングスペース」の新設や従業員の多様性を応援する制度や働きやすいオフィスにするいくつかの取り組みを進めるという。
障がい者雇用に関するプロジェクトもサポート
その中には、障がい者雇用に関係する制度もある。それは働きやすい社内風土にするためにつくられた、有志を中心とする社内プロジェクトを執行役員がサポートする「スポンサーシップ制度」だ。
同社では、人事の制度以外でも有志の従業員がメインとなって育児、女性の健康、女性の活躍、LGBT、障がい者のテーマごとにプロジェクトを開設し、従業員が働きやすい社内風土を高める活動を行っている。
2016年6月1日(水)からは、より活動を行き渡らせるためこのプロジェクトに執行役員を配し、経営層からも従業員の多様性を支援する風土づくりをバックアップしていくという。
障がい者に関しての「チャレンジド・プロジェクト」は、障がい当事者の従業員が働きやすい環境整備を実施するプロジェクトで、彼らが特性を活かし、実力を発揮できる職場づくりを進めていく。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ヤフー株式会社のプレスリリース
http://pr.yahoo.co.jp/release/2016/06/21a/
記事提供:障害者雇用インフォメーション|