ノーリツが企業内で就労を支援する!障がい者就労継続支援A型事業所設立
2016年05月24日
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ノーリツグループの障がい者雇用への取り組み
湯まわり設備メーカー、株式会社ノーリツグループは2006年に特例子会社株式会社エスコアハーツを設立。障がい者雇用の取り組みを始めた。2009年にはさらなる雇用機会の拡大のため、給湯器リサイクル事業に参入し、今ではエスコアハーツ子会社の株式会社リハーツがメインとなってこの事業を運営。兵庫県など全国18の福祉施設と不要なガス給湯器のリサイクル作業を業務提携し、仕事を提供している。
2015年6月現在で、同社グループの直接雇用者数合計140名、雇用率は3.07%。そのうちエスコアハーツは、従業員数142名のうち障がい当事者が48人にのぼる。
障がい者就労支援施設設立
そして2016年4月1日(金)にはエスコアハーツが100%出資する障がい者就労継続支援A型事業所「株式会社すまいるハーツ」を兵庫県加古郡に開所。この日から10名の利用者が入所した。
この事業所では知的障がい、精神障がい者を対象に通所による雇用契約に基づく生産活動の機会を用意し、利用者の知識やスキルアップに向けた訓練を行うことで、一般就労への円滑な移行をめざす支援サービスを実施するという。
雇用拡大へ就労支援まで領域を拡げ
今回の施設設立は、障がい者の多くが未就労という社会課題の解決を考えたもので、これまでの業務提供による雇用拡大から、就労支援による雇用拡大に活動の幅を広げて、障がい者が活力を持って働ける社会づくりを支援する。
同社グループでは、この就労支援サービス参入の機会に、サービスを提供するエスコアハーツ、リハーツ、すまいるハーツ3社が一体となって、障がい者福祉を企業活動が支えるという新しいモデルをつくる活動をさらに推進する。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社ノーリツのニュースリリース
http://www.noritz.co.jp/library/news/2016files/20160520
記事提供:障害者雇用インフォメーション|