企業の障がい者雇用を担う人材を育成する『職場内障がい者サポーター事業』開始
2016年05月15日
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公益財団法人東京しごと財団から受託
株式会社パソナグループの特例子会社である株式会社パソナハートフルが、公益財団法人東京しごと財団から受託した、障がい者が職場に定着し、仕事について戦力となることをめざしている都内企業を対象に、職場内で障がい当事者社員のフォローや支援を行う人材を育成する『職場内障がい者サポーター事業』の参加企業の募集を2016年5月9日(月)からスタートした。
障がい者雇用の知識を持つ人材の必要性
東京都内における2015年の障がい者雇用率は1.81%で、増加傾向にあるが、まだ多数の企業が支援体制や環境を整えることができず、そうした知識やノウハウを持っている人材が企業内にいないということも大きな課題のひとつとなっている。
こうした課題を解決するために、障がい者の雇用管理方法をはじめ障がい特性や配慮事項などに関しての知識、ノウハウを学び、支援現場の見学や、雇用事例を用いたグループワークなどを通して、実際的な障がい者雇用支援のスキルを習得する養成講座を行う。
なお養成講座終了後には半年間にわたって、専門スキルを有する支援員が事業所を定期訪問し、ケースワークを通しフォローアップ研修を実施する。
事業を通じて企業内に障がい者雇用のプロを育てる
『職場内障がい者サポーター事業』の受託期間は2016年5月1日(日)から2017年3月31日(金)。参加対象は障がい者を雇用(雇用予定を含む)している都内の企業、事業所。内容は3日間の養成講座、養成講座終了後6か月間のフォローアップ、 実践的な研修実施。
支給要件を満たした場合、奨励金の支給あり。定員300人程度(養成講座は各回25人、参加企業を随時募集)。問い合わせは職場内障がい者サポーター運営事務局(株式会社パソナハートフル内)まで。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社パソナグループのプレスリリース(PR TIMES)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000056.000016751.html職場内障がい者サポーター運営事務局
https://www.shougaisya-support.jp
記事提供:障害者雇用インフォメーション|