うつ症状の人が農業に従事しながら復職をめざす「アスタネ」から生しいたけを販売
2016年03月27日
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ゼネラルパートナーズの就労継続支援施設
障がい者専門の、就職・転職支援を手がける株式会社ゼネラルパートナーズでは、2016年3月25日(木)から、しいたけ栽培施設「アスタネ」で現地生産をしている生しいたけを「アスタネキッチン」ブランドとして、都内の大手百貨店やスーパーなどに販売を開始。今後4月以降には月間2万パックの販売を計画しているという。
うつ症状の人が復職をめざすリハビリの場
「アスタネ」は2015年4月から事業を開始した、うつ症状のある人が働きながら一般企業への復職を果たすことを目的につくられた就労継続支援A型の事業所だ。菌床しいたけの生産、販売を行う農業に従事、働きながら、経済的自立と共に安定した就業ができるよう支援する、リハビリテーションの場でもある。
同施設で生産されたしいたけも、約1年間に安定的に収穫と出荷が可能となり、農産品ブランド「アスタネキッチン」として販売をスタートする運びとなった。
ブランドの名称、ロゴやパッケージに込めた想い
このブランドの名称は、「アスタネ」という事業形態の認知を広めることはもとより、うつ症状の人が育てたしいたけが一般に流通することで、障がい者への理解し、良い認知が広まればという期待も込められている。
ロゴに使用した家のモチーフは、キッチンすなわち、みんなの家の台所を表し、それに農作物を想い起こさせる葉っぱを合わせることで、同施設の事業内容を示すようなやわらかなイメージを表現したという。
パッケージにも「アスタネキッチンは障がい者雇用問題の解決に取り組んでいます」との一文を表記。障がい者雇用への関心をより広めることを意図している。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社ゼネラルパートナーズのプレスリリース(ValuePress!)
https://www.value-press.com/pressrelease/159525
記事提供:障害者雇用インフォメーション|