鈴鹿市で障がい者就労農福連携事業として農産物等直売所「Cotti菜Deli」をオープン
2016年03月19日

福祉的就労事業所の障がい者雇用を支援
三重県鈴鹿市では、「鈴鹿市障がい者就労農福連携事業」として、市内福祉的就労事業所の農業への取り組み支援や、障がい者の雇用安定、工賃アップに取り組んでいる。
こうした福祉的就労事業所で生産された農産物や農産物を使った弁当などの食品を販売する施設として農産物等直売所「Cotti菜Deli」が、市から障がい者就労農福連携事業を受託している社会福祉法人朋友によって整備され、市内中江島町にオープンした。市では整備費用の一部を補助している。
「Cotti菜Deli」に込められた思い
店名の「DELI」は、Delivery(デリバリー・配達)、Delicatessen(デリカテッセン・惣菜屋)、Delicious(デリシャス・おいしい)の意味が込められ、おいしい食を提供しようという意気込みが伝わってくる。
市庁舎1階で障がい者アンテナショップも
2016年3月12日(土)にはオープニングセレモニーを開催し、月曜日~金曜日の9時~17時 (土日休業)で営業をスタート。その開店に合わせて市庁舎1階の市民ロビーで、期間限定の市内福祉的就労事業所の農作物や製品などを販売する障がい者アンテナショップ「ジョブくん」を設置。
庁舎内にアンテナショップを設置することによって、商品の販売を拡大し、工賃の向上をめざすほか、障がい者の就労体験や当事者が直接販売を行うことで、市民との交流を図り、障がい理解促進につなげる狙いだ。
(画像はプレスリリ-スより)
▼外部リンク
鈴鹿市記者会見資料
http://www.city.suzuka.lg.jp/mass/files/378.html配付資料
http://www.city.suzuka.lg.jp/mass/datas/378_001.pdf
記事提供:障害者雇用インフォメーション|