三重県の百五銀行が特例子会社、関係会社特例の認定を受ける
2016年02月21日
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地方銀行の積極的な障がい者雇用
三重県津市に本店があり、三重県を中心とする地方銀行で創立明治11年の老舗銀行である株式会社百五銀行のグループ会社が、公共職業安定所長から「障害者の雇用の促進等に関する法律」に基づく「特例子会社」の認定を受けた。
「特例子会社」、「関係会社特例」認定
「特例子会社」認定を受けたのは1985年設立の百五管理サービス株式会社で、事業内容は同行の文書、帳票などの保管や管理および印刷に伴う業務だ。
また、同じくグループ会社であるクレジットカード業務を行う株式会社百五ディーシーカード、同行の現金整理業務、現金自動設備の保守業務を行う百五ビジネスサービス株式会社、同行の手形、債券などの集中保管・管理業務を行う百五オフィスサービス株式会社の3社も、同法に基づく「関係会社特例」の認定を受けた。
ちなみに「関係会社特例」とは一定の要件を満たす場合に、特例子会社を有する親事業主が、特例子会社以外の関係会社も含めた企業グループ全体で雇用している労働者を親事業主に雇用されているものとみなし、実雇用率を算定できるという制度だ。
東海3県の地方銀行では初の認定
東海3県に本店所在地がある地方銀行としては初めての認定だという。また申請時点での障がい者実雇用率は、百五銀行と認定を受けた4社との合算で2.0%となり、法定雇用率を達成している。
今後も同行は、障がい当事者が働きやすい職場環境整備を心がけ、積極的にグループ全体で障がい者雇用に取り組んでいくという。
▼外部リンク
株式会社百五銀行のニュースリリース
http://www.hyakugo.co.jp/news/img/20160215-1news.pdf株式会社百五銀行
http://www.hyakugo.co.jp
記事提供:障害者雇用インフォメーション|