就労移行支援事業所のサービスにみる、精神、発達障がい者雇用の際の手続きとは
2015年12月27日
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専門的な支援が必要とされる精神、発達障がい者雇用
2018年の改正法施行により、精神障がい者、発達障がい者の雇用が注目される中、こうした障がいの就労を専門的に支援する事業所との連携も、障がい者雇用に取り組む上で必要となってくる。
これまでの障がい者雇用ノウハウを活かしたサポート
介護事業、障がい者福祉事業を手がけるイー・ライフ・グループ株式会社の就労移行支援事業所アステージでは、現在障がい者雇用に取り組んでいる企業や、今後雇用を考えている企業へ同社グループでの障がい者雇用ノウハウを活かし、多様なサポートを行っている。
職場体験実習から定着支援まで
たとえば採用の事前段階や人材発掘の第1歩として活用できる現場体験実習は、一般就労に意欲のある同社訓練生の適正と、希望を踏まえた上で、実習に協力できる企業と体験実習のコーディネートを図り、数日から5日間程度の体験実習を行うもの。実習を通し、実習生と企業の間で適性、条件などが合えば雇用も可能だという。
また採用計画から業務内容、希望する人材の適正などを企業と打ち合わせ、同社の訓練生を対象に職場体験実習、面談、業務内容をコーディネート。採用後の定着支援までも行うトータルなサポートを行っている。障がい者支援機関のコネクションもあるので企業の状態、都合に合わせ他の機関を紹介も受けられる。
内定後の勤務日数や時間などへの助言や定着支援計画の作成、就業部署の職場社員への周知、理解を促進する支援、支援計画に沿っての当事者との個別面談や相談内容の報告、職場訪問など、課題があるといわれる精神、発達障がい者の職場定着へのフォローも手厚い。
ただ採用するだけでは課題が多いとされる精神、発達障がい者の雇用を成功させるためには緻密な準備と計画がカギなのだと、こうしたサービスを知ることで改めて実感させられる。
▼外部リンク
株式会社アステージ
http://job-astage.com/
記事提供:障害者雇用インフォメーション|