住友林業、障がい者雇用促進のための新会社で社有林を活用した事業を展開
2015年10月12日
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住友林業の新会社とは
住宅事業をはじめ、資源環境事業、木材建材事業、生活サービス、海外事業などを手がける住友林業株式会社は、障がい者にさらなる多くの働く場所、機会を提供する目的でスミリンウッドピース株式会社を 2015年7月に設立、2016年度から事業をスタートする。
ダイバーシティ経営推進のために
住友林業は、多様性を尊重し、自由闊達な企業風土をつくることを行動指針のひとつに掲げており、ダイバーシティ経営を進めていることから、障がい者雇用を積極的な推進、当事者それぞれが能力を発揮し活躍できる職場を整備するため、新会社をつくる運びとなった。
社名スミリンウッドピースのピースの由来は、パズルのpieceと平和のpeaceという両方の意味にかかっており、個々のピースが適材適所で力を発揮することで、パズル全体が完成するように、そしてそれが平和で幸せな生活につながるという思いが込められている。
事業内容は社有林を活かした原木椎茸栽培など
新会社の事業は、四国、愛媛県新居浜の社有林をほだ場(栽培場所)に活用した安心で安全、高品質な原木椎茸の栽培と販売をはじめ、親会社に合わせ木にこだわった事業をということで「木製はがき」や住友林業のシンボルキャラクターを使った「きこりんマグネット」、「木製時計」などの木製ノベルティの製作加工、また暑中見舞い、年賀状、名刺、DMチラシなどの印刷事業を行う。
現在従業員数7名でその内、障がい者5名だが今後順次増員を予定。事業も今のところは販売先をグループ内関係会社に限定しているが、将来的に事業安定後は、外部企業などへの販路の拡大も考えているという。尚、新会社は「障がい者の雇用の促進等に関する法律」に基づいた特例子会社として認定申請を予定している。
▼外部リンク
住友林業株式会社のニュースリリース
http://sfc.jp/information/news/2015/2015-10-01-2.html住友林業株式会社
http://sfc.jp/
記事提供:障害者雇用インフォメーション|