障がい者雇用を推進する在宅勤務システムを構築したマンパワーグループが賞を獲得
2015年06月10日
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「第4回 日本HRチャレンジ大賞」で奨励賞を受賞
神奈川県横浜市に本社を置く総合人材サービスのマンパワーグループ株式会社が、特例子会社ジョブサポートパワー株式会社で取り組んだ「障がい者在宅勤務パワーアッププログラム」が、「日本HRチャレンジ大賞」実行委員会主催の人材領域で積極的にチャレンジしている企業を表彰する「第4回 日本HRチャレンジ大賞」で奨励賞を受賞した。
ICTを活用した在宅ワークの仕組みを構築
受賞理由はICT(情報通信技術)の進歩をフル活用し、業務の流れや研修プログラムの見直しを徹底的に行い、視覚障がい者や重度障がい者の在宅勤務が企業の成長戦略となる仕組みを編成したことが、経営力向上と社員利益に貢献する優れた取り組みだと評価された。
「障がい者在宅勤務パワーアッププログラム」とは
同社では、法定雇用率の達成のみを目標に障がい者雇用を行うのではなく、雇用を継続すること、延いては障がい者の自立を支援することを規範とし、障がい者雇用が経営の戦力になる仕事ができることを実現するためのプログラム「障がい者在宅勤務パワーアッププログラム」を導入。
これは障がい者を採用して実務経験をつんでもらい、さらなるキャリアアップを目指した転職支援を推進している画期的なシステムだ。社内勤務で事務職などの実務の向上をめざす人もいれば、在宅勤務で仕事のスキルアップを図っている人も多く、そうした人たちを企業側に在宅勤務で雇用する方法を提案。
在宅勤務は障がい者雇用においては、通勤時の心配などもなく、働く側も雇用する側もメリットの大きな手段である。雇用後のケアなども同社に任せることもでき、企業側も安心して障がい者雇用に取り組むことが可能となる。このような事業が受賞を機にさらに認知されることを期待したい。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
マンパワーグループ株式会社のプレスリリース
http://www.manpowergroup.jp/navi/press/150602_001.htmlマンパワーグループ株式会社
http://www.manpowergroup.jp
記事提供:障害者雇用インフォメーション|