中小企業の精神、発達障がいの雇用を支援する一般社団法人ペガサス
2015年06月07日
横浜、横須賀で就労移行支援事業所を開設
横浜市、横須賀市でうつ病などの再就職や精神障がい、発達障がいに特化した就労移行支援を行っている一般社団法人ペガサス。2012年に立ち上げた横浜事業所に続き、2015年6月1日（月）には横須賀で初めての精神障がい、発達障がいに特化した就労移行支援事業所「ペガサス横須賀センター」をオープンした。
中小企業家同友会との連携
同法人は2002年に日本初の障がい者専門の人材紹介会社ジョイコンサルティングを創業し、障がい者就労支援の啓蒙活動も活発に行っている木村志義氏が設立。
木村氏は経営者の集まる団体の中でも、特に障がい者雇用への理解が進んでいる中小企業家同友会の全国協議会障害者問題委員会の副委員長を務めている。同法人も東京同友会と神奈川同友会に所属し活動しているため、実習企業の登録数が多く、それによってマッチングもスムーズで障がい者の就職に大きな成果を上げている。
柔軟な中小企業こそ障がい者雇用を
精神障がい者、発達障がい者は得手、不得手に落差があること、またコミュニケーション力不足を懸念され、人事管理をマニュアルで行う大手企業から雇用を敬遠されがちだという。しかし中小企業は柔軟な対応ができ、当事者が力を発揮できる環境をつくれるのでその得手を活かし企業に貢献している事例が増えているそうだ。
同法人は独自の方法で当事者の能力を引き出し、人材を求めている中小企業に障がい者雇用の情報提供や採用の支援、採用後のアフターフォローを行い、当事者が楽しく働ける就職、企業側にはその力を会社の戦力として活かしてもらうことを理念としているという。
中小企業家同友会では毎月、中小企業における障がい者雇用の事例の紹介などを実施しているので、関心のある経営者は検討を。
▼外部リンク
一般社団法人ペガサス
http://pegasus-job.com/
記事提供：障害者雇用インフォメーション｜
