藤波辰爾選手も出場するプロレス試合会場で障がい者が就労体験
2015年05月14日
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川崎が実施する障がい者雇用・就労の支援
障がい者雇用拡大にさまざまな施策を打ち出している川崎市では、「障がいがあっても働く意欲を実現できる社会づくり」のために「障害者雇用・就労促進かわさきプロジェクト」という30の行動に挑戦している。
職場インターンからJリーグのゲームスタッフ体験まで
昨年、2014年度のプロジェクトでは市内企業20社と障がい者40名が雇用に向けて、3日間の職場インターンにチャレンジするなど実質的な体験から、毎日映画コンクールの表彰イベントを支える就労体験、川崎フロンターレのホームゲームでゲームスタッフとして就労体験などユニークなチャレンジも行われた。
民間主体の取り組みに意義がある
今回2015年度はこうした障がい者の就労体験事業を、民間主体による取り組みとして障がい者の就労体験企画を実施する。それが2015年5月16日(土)に新百合ヶ丘 トウェンティワンホールで開催されるプロレスの試合会場で行われるプロレス団体HEAT-UP就労体験だ。
HEAT-UP代表の田村和宏氏はダウン症の障がいを持つ身内がいることもあり、社会貢献活動の一環として大会収益の一部を障がい福祉事業所へ寄付する活動を行うなど、障がい者就労支援を行ってきた。
今回の試合でも障がい者が外に出て働く機会を創り出し、社会の中で共に生きる姿を生む地域づくりのため、田村代表から障がい者就労体験企画の提案があり、それが実現する運びとなった。
当日は川崎市内の福祉事業所に通所する利用者5名~7名が参加し、大会運営スタッフと一緒にミーティング参加、駅前でのチラシ配り、会場設営、会場後のチケットもぎりの仕事を行う。参加者には交通費を含み5,000円が支払われる。就労体験後には試合観戦という楽しみも用意されている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
川崎市のプレスリリース
http://www.city.kawasaki.jp/templates/press/cmsfiles/contents/0000067/67464/150511houdou.pdf川崎市公式ウェブサイト
http://www.city.kawasaki.jp/
記事提供:障害者雇用インフォメーション|