精神障がい者のリワーク、就労を支援するリエンゲージメントが横浜に新事業所開設
2015年04月13日

利便性の高い横浜駅近くに事業所を
主にうつ病、双極性障がいなど精神障がいで離職した人を対象に、リワークと就労に対する支援を行っている一般社団法人リエンゲージメントが、2013年8月に開設した東京都新宿区の事業所に続き、横浜駅から徒歩8分の場所に新事業所「リエンゲージメント横浜」を5月1日(金)にオープンする。
まだまだハードルの高い精神障がい者雇用
近年、精神障がい者雇用義務化の法制化や、障がい者の法定雇用率引き上げなど国の政策の効果もあり、障がい者雇用が増加しているが、企業からは精神障がい者は他の障がいと比べ、雇用へのハードルが高いという声も多い。
同社では精神障がい者の雇用が円滑に進むように、企業側が憂慮する精神障がいを抱えた人の問題を解決できる独自のプログラムを開発、提供している。
最初は毎日事業所に通えるようになる、次に心理プログラム・コミュニケーショントレーニングに全部出席できるように、その次はビジネスマナー・就職準備プログラムへ全部出席できるように。
精神障がい者雇用や社員のメンタルケアなどの相談も
これらをクリアした後、就職活動を開始といった流れを当事者の様子をみながら最低3ヶ月から最大2年間をかけて進めていくというものだ。このような内容、定着支援は当事者だけでなく、精神障がい者の雇用を考える企業からも多くの要望があるという。
同社は精神障がい者雇用義務化をふまえ社内体制を検討したい企業や精神疾患の社員への対応に苦慮している企業、社員向けのメンタルヘルス導入を考えている企業などの相談にも応じている。このような課題を抱える企業はこうした専門の事業所への相談も問題解決のひとつの手段といえよう。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
一般社団法人リエンゲージメントのプレスリリース(@Press)
http://www.atpress.ne.jp/view/60078一般社団法人リエンゲージメント
http://reengagement.org/
記事提供:障害者雇用インフォメーション|